\Aseq
初項,公差,項数を指定して,等差数列を取得します。
定義されているスタイルファイル †
emathC.sty
書式 †
\Aseq<#1>#2#3#4
- kousuu
- 取得する等差数列の項数を指定します。
zahyou(*), pszahyou(*)環境で使用する場合は,このオプションを指定しなければ,
項の値が \truexmin 〜 \truexmax にあるものをすべて求めます。
- perl
- perl を呼び出します。
emathPl.sty で定義されています。
基本例 †
初項 0, 公差 π/6, 項数 7 の等差数列を配列 foo に取得します。
- 配列については,配列のページをご参照ください。
- 誤差が気になります?
emath における近似計算は,グラフ描画が目的です。
プリンタの解像度を上回る精度は不必要だと思っています。
仮に解像度が 1200 DPI とすれば,1ドットは
1/1200 in = 0.060225 pt
ですから,よく用いる unitlength=10mm の状況では,誤差が
\ukansan{0.060225pt}{.} = 0.0021 の半分である 0.001
を上回らなければ十分でしょう。
まあ,累積も考慮して,精度を上げておくために <perl> オプションも用意してはあります。
精度を上げる(perl との連携) †
精度を上げるには <perl> オプションを付加します。
- 当然のことながら,perl との連携機能が必要ですし,emathPl.sty が読み込まれていなければなりません。
zahyou環境内での使用 †
zahyou(*), pszahyou(*)環境内では,
<kousuu=..>
オプションを使わない場合は,数列の項の値が
\truexmin 〜 \truexmax
の間に入るものがすべて求められます。
注意事項 †
関連事項 †
- 初項,公差が有理数の場合,結果を有理数として受け取る \Fseq?
- \Gseq?: 等比数列を扱います。
493