EMminipages環境

複数のミニページを横に並べます。
 

定義されているスタイルファイル

EMminipages.sty

書式

\begin{EMminipages}<#1>#2
  .....
\end{EMminipages}
  • #1: key=val
  • #2: 横に並べるミニページの横幅をコンマ区切りで列記

    #1 における有効な key は

columnseprule
ミニページ間を縦罫線で区切ります。
dash
ミニページ間罫線を破線にします。右辺値に,
  実線の長さ,ギャップの長さ
を単位付数値で与えます。
dotgap
ミニページ間罫線を点線にします。右辺値に点と点の間隔を単位つき数値で与えます。
iro
ミニページ間罫線に色を付与します。
minipagepos
minipage環境の配置オプション(デフォルトは t)
tate
横に並べるミニページの縦長を指定します。
\EMminipagesbreak
  • ミニページの区切りを指定するコマンドです。

基本例

複数のミニページを横に並べます。
それらの横幅を,コンマ区切りで #2 に列記します。
それらの合計は \linewidth よりも小さくしておかねばなりません。
ミニページの間は \hfill が補われ,横幅いっぱいに均等配置されます。
環境内には,各ミニページの内容を記述しますが,
ミニページの境目には
  \EMminipagesbreak コマンド
を配置します。
EMminipages01.png

ミニページ間に縦罫線

ミニページ間を縦罫線で仕切るには
  \columnseprule=0.4pt
などとするのは,二段組の場合と同様です。
columnseprule01.png

ミニページ間に縦罫線(局所的)

上の例で行った処理:
  \columnseprule=0.4pt
は,当該グルーピング内すべての EMminipages環境に働きますが,
特定の EMminipages環境に限定したいときは
  <columnseprule=..> オプション
を用います。 
右辺値は単位を伴う長さで,通常は 0.4pt でしょう。
columnseprule02.png

横幅の * 指定

複数のミニページを並べる際,すべての横幅を指定する必要はありません。
* と指定したミニページについては,残りの幅から自動的に決まります。
下の例では,3つのミニページについて,
第2,3を指定して,第1は * と指定しています。
EMminipages02.png
  • * と指定したミニページ幅の計算結果は,ログファイルに
      EMminipages:*=157.61137pt
    と記録されています。
  • 複数の *指定も可能です。
      \begin{EMminipages}{*,*,5zw}
    とした場合は,
    一番右のミニページは,指定した 5zw の幅となり,
    残りのミニページは,残り幅を2等分したものとなります。

縦の長さ指定

ミニページの縦の長さを指定するオプションが
  <tate=..>
です。右辺値は単位を伴う長さです。
その効用の一つに,ミニページ内で \vfill を使うことが出来ます。
tate01a.png
  • ページの途中から下全部に EMminipages環境を配置するとき,その高さは
        \nokoritakasa コマンド?
    で求められます。
    nokoritakasa01.png

ミニページの配置

デフォルト (<minipagepos=t>)

minipage を横に並べるときの揃え基準は,デフォルトでは
  \begin{minipage}[t].....
すなわち,先頭行揃えです。
minipagepos01.png

下揃え

下揃えとするには
  <minipagepos=b> オプション
を付加します。
minipagepos02.png

中央揃え

中央揃えとするオプションが
  <minipagepos=c>
です。
minipagepos03.png

調整(1) \includegraphics による画像取り込み

下の例を見て
  デフォルトでは頭揃えになる
といったのに,嘘つきめといわれそうです。
soroe01.png
  • これで頭揃え,というか先頭行揃えになっているのです。
    TeX は,box を並べる際,ベースラインを揃える仕様です。
      \begin{minipage}[t]
    は,
      minipage環境のベースラインを先頭行のベースラインとする
    という約束を示します。
     上の図で
      左側ミニページのベースラインを赤色の線で
      右側ミニページのベースラインを緑色の線で
    示していますが,位置が揃っていることがおわかりでしょう。
    これが先頭行揃えなのです。
  • このような,先頭行の高さが異なる場合,頭を揃えるには調整が必要です。
    上の場合は,図を \raisebox で下方に動かすのが一つの対応法です。
    soroe02.png
  • 下げすぎですか。では,全角文字の高さ分だけ調整してみます。
    soroe03.png

調整(2) (ps)zahyou(*)環境

左:テキスト
右:(ps)zahyou(*)環境
の場合も同様です。
soroe11.png
  • この場合も \raisebox による調整は有効です。
    soroe12.png
    • (ps)zahyou(*)環境の場合は,(ps)zahyou(*)環境に対する
          [haiti=t]
      オプションも同様の結果が得られます。
      soroe14.png
  • 全角文字の高さ分の微調整をする例です。
    soroe13.png

応用例1(画像を縦横に配置)

EMminipages11.png

応用例2(左:問題,右:解答欄)

左ミニページに問題文,
右ミニページに解答欄
を並べる例です。
EMminipages23.png
  • 解答欄の横幅を得るのに,\getWHD ,それを参照するのに\dimenrefを用いています。
  • 埋め込んだ答が表示されていますが,これを非表示とするには
    emathAe.sty のロードオプションを
      \usepackage[maskAnstrue]{emathAe}
    と変更します。さらに,\color{white}を用いますので
      \usepackage{color}
    も必要です。

注意事項

  • minipage環境ですから,ページをまたぐことはできません。

関連事項

  • テスト解答用紙 B4横3段組に EMminipages環境を用いた例が saloon #478 にあります。
  • 更に手の込んだものが掲示板 No.6604 からのスレッドにあります。
3337

添付ファイル: filesoroe14.png 179件 [詳細] filesoroe13.png 176件 [詳細] filesoroe12.png 165件 [詳細] filesoroe11.png 158件 [詳細] filesoroe03.png 149件 [詳細] filesoroe02.png 159件 [詳細] filesoroe01.png 171件 [詳細] fileminipagepos03.png 148件 [詳細] fileminipagepos02.png 159件 [詳細] fileminipagepos01.png 169件 [詳細] filetate01a.png 196件 [詳細] filenokoritakasa01.tex 342件 [詳細] filenokoritakasa01.png 208件 [詳細] filetate01.png 170件 [詳細] filecolumnseprule02.png 247件 [詳細] filecolumnseprule01.png 288件 [詳細] fileEMminipages23p.tex 485件 [詳細] fileEMminipages23.png 256件 [詳細] fileEMminipages11.tex 386件 [詳細] fileEMminipages11.png 250件 [詳細] fileEMminipages02.png 295件 [詳細] fileEMminipages01.png 328件 [詳細]

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Last-modified: 2013-09-02 (月) 20:23:16 (2206d)