\EMworkfiledir
emath パッケージが作成するワークファイル
を収納するディレクトリを指定します。
定義されているスタイルファイル †
emath.sty
書式 †
\EMworkfiledir#1
- #1: ソースファイルが存在するディレクトリ直下のディレクトリ名
基本例 †
次のファイルを hoge.tex として,タイプセットすると
perl との連携作業ファイル
hoge.d1.pl
hoge.d1
eps 画像ファイル
hoge1.eps
は,hoge.tex が存在するディレクトリ直下の foo ディレクトリに作成されます。
\documentclass{jarticle}
\usepackage{graphicx}
\usepackage{emathPs}
\EMworkfiledir{foo}
\begin{document}
\begin{pszahyou}[ul=10mm](-3,3)(-3,3)
\calcval{sqrt(2)}\hankei
\En\O\hankei
\end{pszahyou}
\end{document}
- ただし,foo はソースファイルが存在するディレクトリの直下にあらかじめ作成しておく必要があります。
作成していない場合は,エラー
! I can't write on file `foo/hoge.d1.pl'.
が発生します。
- foo は仮名で,お好みのディレクトリ名を使用できます。とはいえ
日本語名
空白を含む名前
の使用は止めたほうがよいでしょう。
- 常用したい場合は,emathMy.sty に
\EMworkfiledir{foo}
を記述しておけば,hoge.tex(各ソースファイル)には記述する必要がないので便利です。
注意事項 †
- このコマンドは OS に依存します。
Windows では動作確認をしていますが,他の OS でも動くかどうかは不明です。
関連事項 †
1988