\EnGurafu 円グラフを描画します。 定義されているスタイルファイル †emathG.sty tpic specials による描画を行います。 これに対して,emathGps.sty では,PostScript による描画を行います。 度数を,\colorbox{white}{...} として表示するため,color.sty を必要とします。 書式 †\EnGurafu[#1]#2
例 †基本例 †度数をコンマ区切りで与えることにより,円グラフを描画します。 emathGps.sty を読み込んでいる場合です。 線の太さが太めになります。調整するには \setlinewidth コマンドを用います。 円の半径指定 †円の半径は,デフォルトでは 2cm となっていますが,これを変更するには [Hankei=..] オプションを用います。右辺値は単位を伴う長さです。 度数表示・位置指定 †度数の表示位置は,デフォルトでは半径の 2/3 の位置です。 これを変更するのが [EnGurafuLabelpos=..] オプションです。右辺値は無名数で,半径に対する比率です。 特に [EnGurafuLabelpos=0] とした場合は,度数は表示されません。 度数表示・白抜き余白指定 †度数は,背景色白で配置されますが,その際の \fboxsep を変更すオプションが [fboxsep=..] です。右辺値は,単位を伴う長さです。 目盛り線付与 †円グラフに円周を100等分した目盛り線をつけるオプションが [EnGurafuMemoriNagasa] です。 このオプションは [EnGurafuMemoriNagasa=..] と,右辺値に単位つき長さを与えることにより 10刻みの目盛り線の長さ を指定することも出来ます。 目盛り数値付与 †100刻みの目盛り線をつけたとき, 10刻みの位置に目盛り数値を付与するオプションが [EnGurafuMemoriLabel] です。 塗りパターン指定(白黒) †各項目を塗りつぶすパターンは,デフォルトでは \def\NuriFi{} デフォルトの濃度(0.5)で塗りつぶす \def\NuriFii{*} 斜線塗り(角度はデフォルトの45°) \def\NuriFiii{[0]} 白塗り \def\NuriFiv{*[-45,45]} 方向角-45°, 45°のクロス塗り と4項目が指定されています。 これを再定義したり,追加指定をすることが出来ます。 塗りパターン指定(カラー) †カラー指定も同様に \NuriFi, \NuriFii, ..... を再定義します。 凡例をつける †凡例をつけるには,\hanrei コマンドを用います。 \hanrei は,横に並べますが, \Thanrei は,表形式に仕立てます。 円グラフ,凡例どちらも大きな文字扱いです。 ここでは,これらを横に並べるとき,双方を \EMparbox に収めて, \parbox の配置オプション(ここでは,デフォルトの中央揃え)を利用しています。 任意コマンドの追加 †円グラフは zahyou*環境を用いて描画されます。 zahyou*環境の設定は \begin{zahyou*}[ul=\EnGurafuHankei](-1,1)(-1,1) となっています。[apncmd=.....] を指定した場合,右辺値のコマンドは \end{zahyou*} の直前に配置されます。 注意事項 †関連事項 † |