arydshln emathT.sty のロードオプションです。 arydshln.sty と emathT.sty を併用して,表の罫線を破線とするためのオプションです。 定義されているスタイルファイル †emathT.sty [2010/06/11] 書式 †\usepackage[arydshln]{emathT} または \usepackage[hhdshln]{emathT} 解説 †arydshln.sty & hhline.sty †表の罫線を破線とするには,arydshln.sty を用いるのが一般的です。 ところが,このスタイルファイルは hhline.sty と併用するとうまくないことが起きます。 破線で引いた列間罫線のみならず,左右両端の実線罫線も上横罫線とつながらなくなっています。 上の例では,ロードされているのは arydshln.sty と hhline.sty の2つだけで, emath とは無関係な現象であることにご留意ください。 (arydshln, hhline のロード順を変えてもダメ,array.sty をロードしてもダメです) emathT に対するロードオプション [arydshln] †emathT.sty では,hhline.sty をロードしていますから, さらに arydshln.sty をロードすると,上のトラブルに見舞われます。 そこで,emath では,emathT にロードオプション [arydshln] を用意して, このオプションがついたときは arydshln.sty をロードするが,hhline.sty はロードしないこととしました。 emathT に対するロードオプション [hhdshln] †横罫線を二重にするには \hline をダブらせるのですが, 二重になった部分で縦罫線が切れてしまいます。 これを切れないようにするには, arydshln.sty に加えて hhdshln.sty を用いるのですが,emath では \usepackage[hhdshln]{emathT} とします。 (この場合も,hhline.sty は読み込まれず, hhdshln.sty で再定義された \hhline など が用いられます)。 注意事項 †
関連事項 †
|