\Putparts
電気回路図を描画する emCircuit環境において
抵抗器などの部品を配置
するコマンドです。
定義されているスタイルファイル †
emCircuit.sty
書式 †
\Putparts<#1>#2#3#4
- label
- 部品の傍に配列する文字列を指定します。
基本例 †
線分の途中(デフォルトでは中点)に部品を配置します。
背景色を白としていますから,
あらかじめ描画済みの回路の線などは,部品部分は消去されます。
以下,部品の種類を並べてみます。
抵抗器(resistor) †
下の例では,始点(A)と終点(B)を結ぶ線分の途中(デフォルトでは中点)に
抵抗器(resistor)を配置しています。
抵抗器にはもう1種類(bresistor)も用意してあります。
蓄電器(condenser, capacitor) †
電池(battery) †
電池には極性があります。
これを逆転させるには,始点と終点を入れ替えます。
線輪(コイル coil, インダクタ inductor) †
計量器(メーター meter) †
開閉器(スイッチ switch) †
ダイオード(diode) †
電流(current) †
#ref(): File not found: "current1.png" at page "Putparts"
使用例 †
抵抗測定回路(ホイートストンブリッジ Wheatstone bridge) †
&ref(): File not found: "wheatstone1.png" at page "Putparts";
&ref(): File not found: "wheatstone1.pdf" at page "Putparts";
&ref(): File not found: "Wheatstone1.tex" at page "Putparts";
入試問題の例 †
入試問題から一例を。
#ref(): File not found: "2253200101.png" at page "Putparts"
&ref(): File not found: "2253200101.lzh" at page "Putparts";
注意事項 †
- このコマンドは emCircuit環境内においてのみ使用可能です。
- 描画を実行するには emathPh.sty を必要とします。
したがって,emCircuit.sty のロードに先立って
emathPh.sty
をロードしておく必要があります。
なお,線輪(コイル)の描画には emathPp.sty も必要です。
- dvipdfmx を用いて PDF を作成する場合は,
グラフィックドライバを dvipdfmx
と指定しておく必要があります。すなわち,emath では
\usepackage[dvipdfmx]{emathPh}
\usepackage{emCircuit}
などと,emCircuit.sty をロードする前に,
\usepackage[dvipdfmx]{emathP*}
を宣言しておく必要があります。
関連事項 †
- emCircuit環境?
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