\houteisiki
\amshouteisiki
\houteisikiWidth
本文中の数式に数式番号を付与し, \label, \eqref により相互参照します。
emath.sty [2007/12/23]
\houteisiki(#1)#2
\houteisikiWidth#1
本文中の数式に数式番号を付与し, \label, \eqref により相互参照します。
\houteisiki コマンドによって生成される数式(数式番号を含む)の横幅は 自動的に決定されますが,それを伸縮するのが(...)オプションです。 下の例(2)では(1em)オプションがついているため, 標準の(1)と比して1emだけ長くなっています。
オプションを (W=...) の形式で与えたときは, 数式部の横幅が数式番号を含めて右辺値となります。
\houtesiki で付与される数式番号は 1, 2, 3, ..... と順番にインクリメントされます。 \tag を用いた番号付けを使いたいときは \amshouteisiki を用います。
\amshouteisiki は,amsmath.sty で再定義された equation環境を使用しています。 この環境は,別行立て数式ですから,左右の文とベースラインを揃えるようにはなっていません。 数式が分数式になったりすると
対策は,数式を \amshouteisiki の前に放り出してしまうことです。
\item 直後に align環境など別行立て数式環境を記述すると,改行されてしまいます。
\item 直後に,等号の位置で桁揃えした(複数の)数式を配置するには aligned環境 を使う方法があります。
aligned環境では,数式に番号がつきません。 番号を付けたいとき,\houteisiki を使うことが出来ます。
一つの数式のみに番号を付けるのは問題ないのですが, 複数の数式につけるとなると.....
数式番号を縦に揃えるには,\houteisiki に (W=..) オプションを付加します。
上で,(W=..) オプションの右辺値はテキトーです。 右辺最長の数式サイズを計量して与えるとなると:
すべての \houteisiki に (W=..)オプションを付加するのは面倒です。 \houteisikiWidthコマンドを発行しておけば, それ以降すべての \houteisiki に(W=...)オプションが付加されます。 (ただし,グルーピングをして,その影響範囲を限定しておく必要がありましょう。)
別行立て数式環境と同じように,数式番号を版面右端に配置するには, 左辺(と等号)の長さを計量し,\linewidth から差し引いたものを \houteisiki の横幅とします。