\ippankaku
360°を越える角に角記号をつけます。
定義されているスタイルファイル †
emathPp.sty
書式 †
\ippankaku<#1>#2
- #1: key=val
- #2: 一般角(六十分法)
- #1 における有効な key は
- hazimekaku
- 始め角を指定します。
- iro
- 螺線の色を指定します。
- linethickness
- 螺線の太さを指定します。
- rasenA
- 螺線の極方程式 r=aθ+b における a に対する倍率を指定します。
- rasenB
- 螺線の極方程式 r=aθ+b における b に対する倍率を指定します。
- rasenAval
- 螺線の極方程式 r=aθ+b における a の値を指定します。
右辺値は単位を伴う寸法です(無名数の場合,単位は \unitlength として扱われます)。
- rasenBval
- 螺線の極方程式 r=aθ+b における b の値を指定します。
右辺値は単位を伴う寸法です(無名数の場合,単位は \unitlength として扱われます)。
- yazirusi
- 螺線の先端に付加する矢印を指定します。
- a: 終端(デフォルト)
- r: 始端
- b: 両端
- n: なし
基本例 †
360°を越える角に角記号をつけるコマンド \ippankaku の基本的な使用法は,
引数に角度を与えるだけです。
螺線の太さ †
\ippankaku は pszahyou環境でも使用できます。
- 螺線の太さを変更するには,<linethickness=..> オプションを用います。
右辺値は単位を伴う寸法です。
螺線の形状 †
螺線の極方程式は
r = aθ + b
です。a, b のデフォルト値はそれぞれ
a=0.02, b=0.2
これらを変更するには,倍率を rasenA=.., rasenB=.. の右辺値に指定します。
関連事項 †