section
emathAe.sty のロードオプションです。 解答部・ヒント部にも,本文の section構造を維持することを目的とします。
emathAe.sty[2008/03/27]
\usepackage[section]{emathAe}
emathAe.sty にロードオプション [section] を附加し: \usepackage[section]{emathAe} としたときは,本文中の \section は解答ファイル・ヒントファイルにもコピーされます。
問題番号にセクション番号を附加したいときは,プリアンプルで \def\labelenumi{\thesection.\theenumi} などどしておく,というのは emath 以前の話であり, ここでも有効です。
セクション構造をもつときは,問題を enumerate環境ではなく, 定理型環境で記述していくことが多いでしょう。 その場合の振る舞いも見ておきます。 ただし,emathThm.sty をロードしておくという前提です。
定理型環境で問題番号にセクション番号を付与するには \newtheorem{mondai}{問題}[section] などと [section] オプションを付与する, というも emath以前の話ですが, \usepackage[section]{emathAe} との関係をみておきます。
各節には, 説明文と問が散在し 節末に節末問題が配置される という構成もよくあります。
ロードオプション [section] は,上の手続きを隠蔽化したものですが, さらに細かいことをしたい場合は,[section]を使わず,上のリストを参考に処理してください。