&size(24){''エラーメッセージへの対応''}; emath を含んだソースリストをタイプセットしたときに出るエラーの対応法をまとめます。 以下,エラーメッセージをアルファベット順に並べます。 #contents #br *! Argument of \@sect has an extra }. [#habd945b] -\section コマンドの引数にコマンドを配置する場合,\protect をかぶせる必要がある,場合があります。 *! Dimension too large. [#wffe6590] -数値計算がオーバーフローしました。 -0で割ったなどというのは論外です。 -TeX は数値計算ソフトではありません。 128*128 でオーバーフローします。 -zahyou環境においては,\unitlength を 1cm 程度に大きくするのが有力な対策です。 *! emathPp Error : Perl との連携ができていません。. [#pe96d581] -Perl との連携機能がインストールされていません。 -詳しくは,emath のドキュメント samplePp.pdf をご覧ください。 *! emathPs.sty needs graphicx.sty. [#o9fe9e67] -emathPs.sty は,graphicx.sty を前提としています。~ emathパッケージのロードに先立って~ \usepackage{graphicx}~ を記述しておく必要があります。グラフィックドライバは,環境に応じて適宜指定します。 *! EMpsrectbox needs emathPb.sty. [#gf3e9796] -EMpsrectbox環境は,emathPb.sty に下請けを出しています。~ \usepackage{emathPb}~ を記述しておく必要があります。 *! File ended while scanning use of \..... [#nc131f60] -コマンド \..... において,`{' と `}' の対応がおかしい。 *! HenKo needs color.sty. [#a4db1fe8] -\HenKo は,color.sty で定義されている \colorbox を用いますから,~ emathパッケージのロードに先立って~ \usepackage{color}~ を記述しておく必要があります。グラフィックドライバは環境に応じて適宜指定します。 *! LaTeX Error: Environment..... [#naf1f69a] -コマンド・環境が未定義です。 -そのコマンド・環境が定義されているスタイルファイルをロードします。 **! LaTeX Error: Environment edaenumerate undefined. [#z862fd10] -edaenumerate環境は emathEy.sty で定義されています。 -プリアンブルに \usepackaeg{emathEy.sty} を附加します。 **! LaTeX Error: Environment hyou undefined. [#xa8af49f] -hyou環境は emathT.sty で定義されています。 **! LaTeX Error: Environment mawarikomi undefined. [#na72d083] -mawarikomi環境は emathMw.sty で定義されています。 -プリアンブルに \usepackaeg{emathMw.sty} を附加します。 **! LaTeX Error: Environment nidan undefined. [#r9695040] -nidan環境は emathOld.sty で定義されています。 -プリアンブルに \usepackaeg{emathOld.sty} を附加します。 **! LaTeX Error: Environment rectbox undefined. [#j523c79c] -rectbox環境は emathPb.sty で定義されています。 **! LaTeX Error: Environment zahyou undefined. [#be32b399] -zahyou環境は emathPh.sty で定義されています。 -プリアンブルに \usepackaeg{emathPh.sty} を附加します。 *! LaTeX Error: File `....sty' not found. [#z5d71195] -....sty が見つからない,というエラーです。 -スペルミスをチェックしましょう。 -環境によっては,大文字・小文字の別も問題となります。 -新しいスタイルファイルを追加したときは,環境によっては mktexlsr を実行する必要があります。 *! LaTeX Error: Missing \begin{document}. [#a6fddd8f] -\begin{document}より前に置くことが出来ない記述があります。 -よくあるのは,全角の空白文字を配置したのが原因という場合です。 *! LaTeX Error: No counter '.....' defined. [#s73f5df9] -counter ..... が未定義です。 -そのカウンタを定義しているスタイルファイルをロードする必要があります。 *! LaTeX Error: Undefined color `lightgray'. [#sf768ec5] -emathパッケージでは,lightgray という color を emathPh.sty で定義しています。~ emathPh.sty をロードしなければなりませんが,その前に color.sty をロードしておくことが前提です。 *! No room for a new \dimen . [#cb020cc9] -tex では,~ \dimen レジスタは 255個まで~ という制約があり,それを超えてしまったというエラーです。 -使うスタイルファイルを少なくしたり,\dimen を通常の制御綴に転化したりして凌ぐこととなります。~ まずは,無用のスタイルをロードしないことから試みてください。 *! Package keyval Error: .... [#db72eb66] -"key=val" 形式でオプションを与えているとき,key が未定義です。 -その key を定義しているスタイルファイルをロードします。 **! Package keyval Error: yscale undefined. [#r53a1d2e] -'yscale' は,emathPxy.sty で定義されています。 -プリアンブルに \usepackaeg{emathPxy.sty} を附加します。 *! TeX capacity exceeded, sorry ..... [#d3aabb32] **! TeX capacity exceeded, sorry [hash size=.....]. [#s40602a5] -emath のドキュメント sample.tex (sample.pdf)~ 9 メモリ不足への対応~ をご覧ください。 **! TeX capacity exceeded, sorry [main memory size=.....]. [#gf622411] -emath のドキュメント sample.tex (sample.pdf)~ 9 メモリ不足への対応~ をご覧ください。 **! TeX capacity exceeded, sorry [number of strings=10603]. [#x9f4282e] -emath のドキュメント sample.tex (sample.pdf)~ 9 メモリ不足への対応~ をご覧ください。 **! TeX capacity exceeded, sorry [pool size=.....]. [#g7ebccd2] -emath のドキュメント sample.tex (sample.pdf)~ 9 メモリ不足への対応~ をご覧ください。 **! TeX capacity exceeded, sorry [save size=....]. [#e0c33ed9] -emath のドキュメント sample.tex (sample.pdf)~ 9 メモリ不足への対応~ をご覧ください。 *! Undefined control sequence. [#ecc3089f] -上記メッセージの次の行の末尾が未定義と認定されたコマンドです。 -スペルミスをチェックしましょう。 -そのコマンドが定義されているスタイルファイルはロードされていますか。 -次の行の末尾のコマンドによる分類です: **\bekutorukata [#n86c9195] -bekutorukata.sty をロードしなければなりません。 **\color [#we46de13] -color.sty をロードしなければなりません。 **\colorbox [#k48710f6] -color.sty をロードしなければなりません。 **\columnbreak [#x017f4ef] -multicol.sty で定義されています。~ これを読み込んでいるにもかかわらず,エラーが出る場合は,バージョンが古いのが原因です。~ multicol.sty を更新します。(toolsパッケージに含まれています。 **\define@key [#a1fb5cb3] -keyval.sty で定義されているコマンドです。~ graphicx.sty からロードされますので,graphicx.sty を読み込んでおけばよいでしょう。 **\Deruta [#t2458b24] -\Deruta は emathPh.sty で定義されています。 **\drawline [#a1b69c72] -\drawline は,epic.sty, eepic.sty で定義されていますが,~ emathパッケージでは,emathPh.sty で再定義しています。~ emathPs.sty を使用するときは,それに先立って emathPh.sty をロードしておかないとこのエラーが発生します。 **\headchar [#s90eeef2] -\headchar は emathC.sty で定義されています。 **\isodd [#l735af8c] -\isodd は ifthen.sty で定義されています。(ifthen.sty は LaTeX標準配布です。)~ emathパッケージでは,ifthen.sty は必ず読み込まれています。~ それでもエラーが出るということは,ifthen.sty が古い,多分 LaTeX209 時代のものが読み込まれているのでしょう。~ そのあたりログファイルでお確かめください。 **\resizebox [#c10821b4] -graphicx.sty を読み込んでおかなければなりません。 **\rotatebox [#x74cc6ec] -graphicx.sty を読み込んでおかなければなりません。 *! Use of ...... doesn't match its definition. [#c04d2f45] -コマンド ..... の使用法が正しくないことを示します。 -そのコマンドの引数内に,更に別のコマンドが含まれるときは,それに \protect をかぶせると解決することがあります。 RIGHT:&counter;