\emkasen

下線(縦組みでは右傍線)に記号などを付与します。
このページでは,「下線(縦組みでは右傍線)」を単に「下線」と表記します。
このページは,作成中で,αバージョンです。
仕様は断りなく変化します。
 

定義されているスタイルファイル

emkasen.sty[2011/01/22]

書式

\emkasen<#1>[#2]#3
kasensyu
下線の線種指定
kigou
下線に付与する記号
\kasenkigoulcr#1
\kasenkigoudx#1
\kasenkigoufont#1
\kasensyu#1
line
実線(デフォルト)
dotline
点線
dash
破線
wave
波線

基本例

下線を引くには,吉永 徹美 氏が公開しておられる uline--.sty における
\uline (縦組みでは \oline)を呼び出しています。
従って,行をまたぐことが出来ます。
emkasen01.png

下線に記号

下線冒頭に記号を付与するには,\emkasen に
  <kigou=..>
オプションをつけます。
file下のソースリスト
kigou01.png

下線記号のフォント

下線記号を出力するフォントを指定するには,\kasenkigoufont コマンドを用います。
デフォルトは \kasenkigoufont{\scriptsize} となっています。
font01.png

下線記号出力位置の変更

下線に付与する記号の出力位置を調整する方法です。

横位置(1) \kasenkigoulcr

下線の先端と記号との位置関係を \kasenkigoulcr#1 で指定します。
引数は l, c, r, *のいずれかです(デフォルトは l)。
  l : 下線の先端と記号の左端(縦組みの場合は上端)を揃える。
  c : 下線の先端と記号の中央を揃える。
  r : 下線の先端と記号の右端(縦組みの場合は下端)を揃える。
  * : r 指定と同様だが,下線を付加する部分がその直前の文字と,記号分だけ空きます。

横位置(縦組みでは上下)を大雑把に調整するには \kasenkigoulcr コマンドを用います。

引数は,l, c, r, * のいずれかで,デフォルトは \kasenkigoulcr{l} となっています。
lcr01.png

横位置(2) 微調整 \kasenkigoudx

記号の横位置(縦組みでは上下)を微調整するには,\kasenkigoudx コマンドを用います。
引数は,単位の付いた寸法で
  横組みの場合は記号を右に(負の値を指定すれば左に)
  縦組みの場合は記号を下に(負の値を指定すれば上に)
移動します。
ただし,このコマンドは,\kasenkigoulcr の指定が l または r の場合のみ有効です。
dx01.png

縦位置 \kasenkigousep

記号の縦位置(縦組みでは横)を調整するには,\kasenkigousep コマンドを用います。
引数は,単位の付いた寸法で下線と記号の間隔を指定します。
デフォルトは 0pt です。
負の値を指定すれば,下線と記号は重なります。
sep01.png

下線の位置

下線と,下線を付加する文字列との間隔です。

ベースラインからの距離

下線と文字列のベースラインのとの距離を変更するコマンドが
  横組みの場合 \ulineposition (デフォルト値は -3pt)
  縦組みの場合 \olineposition (デフォルト値は 0.6zw)
です。
符号は
  横組みの場合,ベースラインの上方が正
  縦組みの場合,ベースラインの右方が正
です。
position01.png

デフォルトからの増減指定

デフォルトからの増減値を指定するコマンドが
  \addposition
です。
符号は
  横組みの場合,ベースラインの上方が正
  縦組みの場合,ベースラインの右方が正
です。
addposition01.png

対象文字列に対する自動追随

下線を付加する文字列が \displasystyle の数式を含んだりしていると,
下線が数式を横切ったりします。
display01.png

下線の線種

下線の線種を変更するには
  \kasensyu  (横組み・縦組み両方を変更)
  \ukasensyu  (横組み用のみ変更)
  \okasensyu  (縦組み用のみ変更)
コマンドを用います。
局所的な変更をしたければ,\emkasen コマンドに
  <kasensyu=..>
オプションを付けます。右辺値・\kasensyuコマンドなどの引数は
  wave  (波線)
  dash  (破線)
  dotline (点線)
  line  (実線(デフォルト))
のいずれかです。

波線

破線

点線

下線の太さ

下線の太さを変更するには
  \uline に対しては,\ulinewidth
  \oline に対しては,\olinewidth
コマンドを用います。
width01.png

縦書きでは

width01t.png

下線の色

二重下線

下線を二重とするには,uline--.sty の用意されている [lines=.] オプションを利用します。
二重の間隔は [linegap=.] で調整されます。
double01.png

下線記号を連番で

下線記号を
  1, 2, 3, ...
  a, b, c, ...
等と自動的に付けていくには
  <kigou=\itemT>
として,\itemT コマンドを利用します。
itemT01.png

下線記号の相互参照

\label & \ref

\label, \ref を用いた相互参照を行うには
  kigou=\itemT
等に引き続いて,\label コマンドを記述します。
label01.png

\theenumT も再定義

下線記号「ウ」を返したければ,
  \theenumT
を再定義するのが一法です。
label02.png

\enumTlabel

\theenumT を変更したくない,等という場面では
  \label に代えて \enumTlabel
を用いるのもあります。
label03.png

入試問題から

2011 センターfilecenter11-nihonsi4.texcenter11-nihonsi4fig.png
2011 センターfilecenter11-kokugo1.lzhcenter11-kokugo1fig.png

関連事項

3496

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS