&size(24){''\emkasen''};
 下線(縦組みでは右傍線)に記号などを付与します。
 このページでは,「下線(縦組みでは右傍線)」を単に「下線」と表記します。

 このページは,作成中で,αバージョンです。
 仕様は断りなく変化します。

#contents
#br

*定義されているスタイルファイル [#n133f64a]
emkasen.sty[2011/01/22]
-ただし,縦組みに対応させているため,plext.sty を読み込んでおく必要があります。~
plext.sty を読み込むタイミングは emath 関連のスタイルファイルを読み込む前でなければなりません。

*書式 [#ndc8e81f]
 \emkasen<#1>[#2]#3
-#1: key=val
-#2: \uline (\oline) 等に引き継ぐオプション
-#3: 下線を付ける対象文字列
#1 における有効な key は
:[[kasensyu>#kasensyu]]| 下線の線種指定
:[[kigou>#kigou]]| 下線に付与する記号

 \kasenkigoulcr#1
-[[#1>#lcr]]: 記号の位置と下線始点との関係を指定します(l, c, r, * のいずれか)。~
デフォルトは \kasenkigoulcr{l} となっています。

 \kasenkigoudx#1
-[[#1>#dx]]: 下線記号を右方向(縦組みの場合は下方向)に移動する寸法を指定します。~
負の場合は逆方向となります。~
デフォルトは \kasenkigoudx{0pt} となっています。

 \kasenkigoufont#1
-[[#1>#font]]: 下線記号を出力するフォントを指定します。~
デフォルトは \scriptsize となっています。

 \ukasensyu#1
 \okasensyu#1
 \kasensyu#1
 
-下線の線種を指定します。有効な引数は:
:line| 実線(デフォルト)
:[[dotline>#dotline]]| 点線
:[[dash>#dash]]| 破線
:[[wave>#wave]]| 波線

-\ukasensyu は横組みの下線種を~
\okasensyu は縦組みの下線種を~
\kasensyu は横組み・縦組み双方の下線種を変更します。
*例 [#v99f4abf]
**基本例 [#b9b0207c]
 下線を引くには,吉永 徹美 氏が公開しておられる uline--.sty における
 \uline (縦組みでは \oline)を呼び出しています。
 従って,行をまたぐことが出来ます。
#ref(emkasen01.png)
-縦組みでは
#ref(emkasen01t.png,center)
-uline--.sty については~
http://www.h4.dion.ne.jp/~latexcat/macros/macro-index.html

**下線に記号 [#kigou]
 下線冒頭に記号を付与するには,\emkasen に
   <kigou=..>
 オプションをつけます。
#ref(kigou01p.tex,center,下のソースリスト)
#ref(kigou01ap.tex,center,下のソースリスト)
#ref(kigou01.png)
-縦組みでは
#ref(kigou01t.png,center)
#ref(kigou01tp.tex,center,上のソースリスト)
-この機能は \halign により実現していますが,別行立て数式行でも使用可能です。
#ref(kigou02.png)
**下線記号のフォント [#font]
 下線記号を出力するフォントを指定するには,\kasenkigoufont コマンドを用います。
 デフォルトは \kasenkigoufont{\scriptsize} となっています。
#ref(font01.png)

**下線記号出力位置の変更 [#u4b842c1]
 下線に付与する記号の出力位置を調整する方法です。
***横位置(1) \kasenkigoulcr [#lcr]
 下線の先端と記号との位置関係を \kasenkigoulcr#1 で指定します。
 引数は l, c, r, *のいずれかです(デフォルトは l)。
   l : 下線の先端と記号の左端(縦組みの場合は上端)を揃える。
   c : 下線の先端と記号の中央を揃える。
   r : 下線の先端と記号の右端(縦組みの場合は下端)を揃える。
   * : r 指定と同様だが,下線を付加する部分がその直前の文字と,記号分だけ空きます。
横位置(縦組みでは上下)を大雑把に調整するには \kasenkigoulcr コマンドを用います。
 引数は,l, c, r, * のいずれかで,デフォルトは \kasenkigoulcr{l} となっています。
#ref(lcr01.png)
--* 指定をしておいてから,後述の記号位置の縦方向移動を用いて記号を上方に吊り上げた方式がセンター試験では採用されているようです。
--縦組みでは
#ref(lcr01t.png,center)
-\kasenkigoulcr コマンドは,その影響下にあるすべての \emkasen が影響を受けますが,~
局所的に変更したい場合は,\emkasen に <lcr=.> オプションを付けます。
#ref(lcr02.png)
***横位置(2) 微調整 \kasenkigoudx [#dx]
 記号の横位置(縦組みでは上下)を微調整するには,\kasenkigoudx コマンドを用います。
 引数は,単位の付いた寸法で
   横組みの場合は記号を右に(負の値を指定すれば左に)
   縦組みの場合は記号を下に(負の値を指定すれば上に)
 移動します。
 ただし,このコマンドは,\kasenkigoulcr の指定が l または r の場合のみ有効です。
#ref(dx01.png)
--縦組みでは
#ref(dx01t.png,center)
-\kasenkigoudx コマンドは,その影響下にあるすべての \emkasen が影響を受けますが,~
局所的に変更したい場合は,\emkasen に <dx=.> オプションを付けます。
#ref(dx02.png)
***縦位置 \kasenkigousep [#sep]
 記号の縦位置(縦組みでは横)を調整するには,\kasenkigousep コマンドを用います。
 引数は,単位の付いた寸法で下線と記号の間隔を指定します。
 デフォルトは 0pt です。
 負の値を指定すれば,下線と記号は重なります。
#ref(sep01.png)
--縦組みでは
#ref(sep01t.png,center)
-\kasenkigousep コマンドは,その影響下にあるすべての \emkasen が影響を受けますが,~
局所的に変更したい場合は,\emkasen に <sep=.> オプションを付けます。
#ref(sep02.png)

**下線の位置 [#position]
 下線と,下線を付加する文字列との間隔です。
***ベースラインからの距離 [#af1d346b]
 下線と文字列のベースラインのとの距離を変更するコマンドが
   横組みの場合 \ulineposition (デフォルト値は -3pt)
   縦組みの場合 \olineposition (デフォルト値は 0.6zw)
 です。
 符号は
   横組みの場合,ベースラインの上方が正
   縦組みの場合,ベースラインの右方が正
 です。
#ref(position01.png)
--縦組みでは
#ref(position01t.png)
-\ulineposition, \olineposition コマンドは,その影響下にあるすべての \emkasen が影響を受けますが,~
局所的に変更したい場合は,\emkasen に <position=.> オプションを付けます。
#ref(position02.png)
***デフォルトからの増減指定 [#addposition]
 デフォルトからの増減値を指定するコマンドが
   \addposition
 です。
 符号は
   横組みの場合,ベースラインの上方が正
   縦組みの場合,ベースラインの右方が正
 です。
#ref(addposition01.png)
--縦組みでは
#ref(addposition01t.png,center)
-\addposition コマンドは,その影響下にあるすべての \emkasen が影響を受けますが,~
局所的に変更したい場合は,\emkasen に <addposition=.> オプションを付けます。
#ref(addposition02.png)
***対象文字列に対する自動追随 [#y7d3d56b]
 下線を付加する文字列が \displasystyle の数式を含んだりしていると,
 下線が数式を横切ったりします。
#ref(display01.png)
-対策は,上で紹介した「下線と,下線を付加する文字列との間隔を変更するコマンド」を用いることですが,~
対象文字列を計測して自動的に下線の位置を調整する \emkasen* も用意してあります。
#ref(display03.png)
**下線の線種 [#kasensyu]
 下線の線種を変更するには
   \kasensyu  (横組み・縦組み両方を変更)
   \ukasensyu  (横組み用のみ変更)
   \okasensyu  (縦組み用のみ変更)
 コマンドを用います。
 局所的な変更をしたければ,\emkasen コマンドに
   <kasensyu=..>
 オプションを付けます。右辺値・\kasensyuコマンドなどの引数は
   wave  (波線)
   dash  (破線)
   dotline (点線)
   line  (実線(デフォルト))
 のいずれかです。
***波線 [#wave]
-下線を波線とするには,横組みでは \ukasensyu{wave} とします。
#ref(wave01.png)
--縦組みでは
#ref(wave01t.png,center)
-局所的に変更するには,<kasensyu=wave> オプションを用います。
#ref(wave02.png)
***破線 [#kd3499a9]
***点線 [#g6712ae2]

***破線 [#dash]
***点線 [#dotline]
-下線を点線とするには,横組みでは \ukasensyu{dotline} とします。
#ref(dotline01.png)
--縦組みでは
#ref(dotline01t.png,center)
-局所的に変更するには,<kasensyu=dotline> オプションを用います。~
点線における点の間隔は,uline--.sty の用意されている [dotgap=.] で調整されます(デフォルト値は 2pt)。
#ref(dotline02.png)
**下線の太さ [#linewidth]
 下線の太さを変更するには
   \uline に対しては,\ulinewidth
   \oline に対しては,\olinewidth
 コマンドを用います。
#ref(width01.png)
縦書きでは
#ref(width01t.png)
-局所的に変更するには,uline--.sty で用意されている [width=..] オプションを用います。
#ref(width02.png)

**下線の色 [#f49eedaf]
 下線に色をつけるには,uline--.sty の用意されている [color=.] オプションを利用します。
#ref(color01.png)

**二重下線 [#df7af231]
 下線を二重とするには,uline--.sty の用意されている [lines=.] オプションを利用します。
 二重の間隔は [linegap=.] で調整されます。
 二重の間隔は [linegap=.] で調整されます(デフォルト値は 0.8pt)。
#ref(double01.png)
**下線記号を連番で [#itemT]
 下線記号を
   1, 2, 3, ...
   a, b, c, ...
 等と自動的に付けていくには
   <kigou=\itemT>
 として,\itemT コマンドを利用します。
#ref(itemT01.png)
-連番のフォーマットを変更するには,\labelenumT を再定義します。
#ref(itemT02.png)
-複数の系列を扱うには,\itemT の他に~
  \itemTi, \itemTii, \itemTiii~
あわせて4系列が用意されています。
-\itemT, \labelenumT については,[[\itemT コマンドのページ>itemT]] をご覧ください。

**下線記号の相互参照 [#l7021d33]
***\label & \ref [#g37c670a]
 \label, \ref を用いた相互参照を行うには
   kigou=\itemT
 等に引き続いて,\label コマンドを記述します。
#ref(label01.png)
-\label, \ref による参照は,下線記号「ウ」ではなく,enumT の番号「3」が返ってきます。
***\theenumT も再定義 [#f33c1c31]
 下線記号「ウ」を返したければ,
   \theenumT
 を再定義するのが一法です。
#ref(label02.png)
***\enumTlabel [#i0287044]
 \theenumT を変更したくない,等という場面では
   \label に代えて \enumTlabel
 を用いるのもあります。
#ref(label03.png)
**入試問題から [#nyuusi]
|||LEFT:|c
|2011 センター |&ref(center11-nihonsi4.tex);|&ref(center11-nihonsi4fig.png);|
|2011 センター |&ref(center11-kokugo1.lzh);|&ref(center11-kokugo1fig.png);|

-kunten2e.sty については~
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~kinsui/tex/top.htm

*関連事項 [#if22e929]

*注意事項 [#ufe9c6fe]
-縦組みに対応させているため,plext.sty を読み込んでおく必要があります。~
plext.sty を読み込むタイミングは emath 関連のスタイルファイルを読み込む前でなければなりません。
-emathT.sty を併用するときは,~
  emkasen.sty を先に~
  emathT.sty を後に~
ロードしなければなりません。
([[BBS #9688 >http://emath.a.la9.jp/xdir/bbs/treebbs.cgi?kako=1&all=9688&s=9688]])
RIGHT:&counter;


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS