&size(24){''\iiiHenKo''};
 座標空間 ((ps)zahyou(*)環境) に辺弧 (\HenKo) を描画します。
#contents
#br
*定義されているスタイルファイル [#f860f689]
emathPk.sty
-ただし,color.sty も必要です。
*書式 [#z53b0b57]
 \iiiHenKo[#1]<#2>#3#4#5
   #1: 弧を点線にする場合,点の個数(*を指定した場合は,一任)
   #2: \HenKo の key=val をコンマ区切りで並べます。
   #3,#4 : 辺の両端点
   #5 : 配置する文字列
-両端の点 #3, #4 を平面座標に変換したものをそれぞれ #3', #4' として~
  \HenKo[#1]<#2>{#3'}{#4'}#5~
を呼び出します。

#2 における有効な key は
:[[hasenLG>#hasenLG]]|辺弧を破線で描画します。
:[[henkocolor>#henkocolor]]|辺弧に色をつけます。
:[[henkoH>#henkoH]]|辺弧と線分の距離を変更します。~
デフォルト値は 1.6ex
:[[henkomoziH>#henkomoziH]]|配置点を辺と垂直方向に動かします。~
:[[henkomozikaiten>#henkomozikaiten]]|文字列を線分と平行となるように回転します。~
右辺値は 1 または -1 です。
:[[henkosep>#henkosep]]|白抜き余白量を調整します。~
デフォルト値は 1pt
:[[henkosideb, henkosidet>#henkoside]]|henkoside の上下を指定します(henkotype=3 の場合のみに有効)。
:[[henkosideoption>#henkosideoption]]|henkoside の線種などを変更します。
:[[henkotype>#henkotype]]|弧の形状を指定します。右辺値は
|[[0 (arc)>#arc]]| 円:デフォルト|
|[[1 (ellipse)>#ellipse]]| 楕円|
|[[2 (triangle)>#triangle]]|折れ線(辺と併せて三角形)|
|[[3 (parallel)>#parallel]]|平行線|
|[[4 (bracket)>#bracket]]| 大括弧(辺と併せて長方形)|
|[[6 (trapezoid)>#trapezoid]]| 折れ線(辺と併せて等脚台形)|
|[[7 (paren)>#paren]]| 小括弧(両端の四分円を線分で結ぶ)|
|[[8 (brace)>#brace]]| 中括弧|
:[[putoption>#putoption]]|文字列位置の調整をします。~
右辺値は [[\Put>Put]] コマンドの配置微調整オプションです。
:[[putpos>#putpos]]|配置点を辺弧上で動かします。
:[[sironuki>#sironuki]]|白抜きをするか否かを指定します。
:[[trapezoidangle>#trapezoidangle]]|等脚台形の底角を指定します(henkotype=6 の場合のみに有効)。
:[[yazirusi>#yazirusi]]|辺弧に矢印をつけます。

以下,emathPs.sty で定義されている
pszahyou(*)環境特有のオプションです。
:[[dash>#dash]]|辺弧を破線で描画します。
:[[linewidth>#linewidth]]|辺弧の太さを変更します。

 \HenKoP
-\iiiHenKo コマンドの実行後,[[文字列配置基準点の座標>#henkomoziH]]が保存されています。~
-デフォルトでは,\HenKoTyuuten と同一ですが,~
オプション<putpos=..> をつけた場合はその限りではありません。
*例 [#q1f63b2a]
**基本例 [#a42f8d57]
 \iiiHenKo は,端点1 から端点2 への進行方向右側に辺弧を描画します。
#ref(iiiHenKo01.png)
 端点の順序を逆にすると,反対側に描画します。
#ref(iiiHenKo02.png)
**辺弧を点線で描画 [..] オプション [#n9a87a62]
 辺弧を点線にするには,オプション[..] で点の個数を指定します。
#ref(tensen01.png)
 [..] における点の個数は,線分の長さに応じて増減させます。
 面倒なときは [*] として,その個数を TeX に任せることも
 可能です。
#ref(tensen02.png)
**辺弧を破線で描画 <hasenLG=..>オプション [#hasenLG]
 辺弧を破線で描画するのが
   <hasenLG=..> オプション
 です。このオプションは \Enko コマンドに引き渡されます。
 詳細は \Enko コマンドのページをご覧ください。
#ref(hasenLG01.png)
**辺弧に色 <henkocolor=..>オプション [#henkocolor]
 辺弧に色をつけるには
   <henkocolor=..> オプション
 を用います。右辺値はカラーネームです。
#ref(henkocolor01.png)
-文字列のほうに色をつけるのは,emath とは無関係にできます。文字列に~
  \color{..}~
を前置するまでです。

#ref(henkocolor02.png)
**辺弧に矢印 <yazirusi=..>オプション [#yazirusi]
 <yazirusi=..> オプションで,辺弧に矢印をつけることが出来ます。
 右辺値は
   a : 終点に矢印
   r : 始点に矢印
   b : 両方に矢印
#ref(yazirusi01.png)
**辺弧と線分の距離 <henkoH=..>オプション [#henkoH]
 辺弧と線分の距離 -- 辺弧中点と線分の距離は,
 デフォルトでは 1.6ex となっています。
 これを変更するオプションが
   henkoH=..
 です。
#ref(henkoH01.png)
-このオプションは当該 \iiiHenKo に対してのみ有効です。~
広範囲に変更するには,[[\henkoH>henkoH]] コマンドを用います。
**文字列位置の調整 <putoption=..>オプション [#putoption]
 文字列が長いときなど、文字列を動かしたいときがあります。
 このためのオプションが <putoption=..> です。
 右辺値は,\Put の配置微調整オプションです。
#ref(putoption01.png)
**文字列の回転 <henkomozikaiten=..>オプション [#henkomozikaiten]
 上の場合のように文字列が長い場合,文字列が線分と平行となるように回転させることも可能です。
#ref(henkomozikaiten01.png)
**文字列配置基準点の変更(1) <putpos=..> オプション [#putpos]
 文字列を配置する基準点は、辺弧中点ですが,
 場合によっては移動したいことがあります。
#ref(putpos01.png)
 弧状における配置点の内分比 1:1 を変更するのが,<putpos=..> オプションです。
 内分比を 0.6:0.4 にして,線分ABの長さを示す 5 を点B の方に寄せてみます。
#ref(putpos02.png)
**文字列配置基準点の変更(2) <henkomoziH=..> オプション [#henkomoziH]
 文字列配置基準点を変更するもう一つのオプションが
   henkomoziH=..
 です。
 <henkomoziH=..>オプションは
   辺弧の中心と辺弧中点を結ぶ直線上
 で動かします。
 右辺値は,単位を伴う長さで,
   辺弧中点と配置基準点の符号付距離
 を指定します。
   正の場合は,円の外部に
   負の場合は,円の内部に
 設定されます。
#ref(henkomoziH01.png)
**白抜き余白量の設定 <henkosep=..>オプション [#henkosep]
 \iiiHenKo では,文字列を白抜きで
   \colorbox{white}{文字列}
 として配置しています。
 このさい,\fboxsep の値は 1pt に設定しています(局所的で他には影響は及びません)。
 その値を変更するには
   henkosep=.. オプション
 を用います。
#ref(henkosep01.png)
-デフォルトの \fboxsep にすると,白抜きが線分ABに掛かって,~
一部が欠けてしまいます。~
これが 1pt と小さめにしている理由です。
-henkosep=0pt だと,ちょっとせせこましい感じがします。

#ref(henkosep02.png)
**白抜きの制御 <sironuki=..>オプション [#sironuki]
 デフォルトでは,文字列は白抜きで配置されます。
 しかし,文字列を辺弧の傍に配置するときは白抜きしたくないこともあります。
 下の例では,白抜きの部分が辺弧にかかってしまいます。
#ref(sironuki01.png)
 白抜きをするか否かを決めるオプションが
   <sironuki=..>
 で,右辺値は
   true(デフォルト)
   false
 のいずれかです。下の例では false として,白抜きをせずに文字列を配置しています。
#ref(sironuki02.png)
-広範囲に指定するには,~
  [[\sironukifalse>sironukifalse]]~
とします。(デフォルトは [[\sironukitrue>sironukitrue]])
**弧の形状 [#henkotype]
 辺弧は,デフォルトでは円弧です。
 これを変更するオプションが
   <henkotype=..>オプション
 です。
***円弧 <henkotype=arc> : デフォルト [#arc]
 デフォルトでは円弧が描かれますが,
   henkotype=0 あるいは henkotype=arc
 としても同じです。
#ref(henkotype00.png)
***楕円弧 <henkotype=ellipse> [#ellipse]
 辺弧を楕円にするオプションが
   henkotype=1 あるいは henkotype=ellipse
 です。
#ref(henkotype01.png)
 楕円弧を破線とするには,
 zahyou(*)環境では hasen=.. オプションを,
 pszahyou(*)環境では dash=.. オプションを
 併用します。
#ref(henkotype011.png)
***折れ線(辺と併せて三角形) <henkotype=triangle> [#triangle]
 弧を折れ線として,辺と併せて三角形となるようにするオプションが
   henkotype=2 あるいは hekotype=triangle
 です。
#ref(henkotype02.png)
***平行線 <henkotype=parallel> [#parallel]
 辺と平行な線分を描画するのが
   henkotype=3 あるいは henkotype=parallel
 です。
#ref(henkotype031.png)
 これでは余り使い道がなさそうですが,
 弧(この場合は線分)の両端に矢印を入れるとか
#ref(henkotype032.png)
&aname(henkoside);
 さらに,辺の両端と弧(この場合平行線)の両端
 を結ぶ線を引くオプション
   henkosideb=.., henkosidet=..
 を用いると,使える場面がありそうです。
#ref(henkotype033.png)
 これらのオプションの右辺値は実数(無名数)で
   0 のとき辺の両端
   1 のとき弧の両端
 となります。
&aname(henkosideoption);
 辺の両端と弧(弧の場合平行線)の両端 を結ぶ線を加工(線の太さ,色,破線)
 したいときは,
   <henkosideoption=..>
 オプションを用います。右辺値は \Drawline に引き渡されます。
#ref(henkotype034.png)
***小括弧 <henkotype=paren> [#paren]
 両端に四分円を描き,それらを線分で結びます。
#ref(henkotype07.png)
***中括弧 <henkotype=brace> [#brace]
#ref(henkotype08.png)
***大括弧(辺と併せて長方形) <henkotype=bracket> [#bracket]
 弧を折れ線で描画し,辺と併せて長方形をつくります。
#ref(henkotype041.png)
 <oval=..>オプションと併用して,コーナーを丸くすることも出来ます。
#ref(henkotype042.png)
***折れ線(辺と併せて等脚台形) <henkotype=trapezoid> [#trapezoid]
 弧を折れ線で描画し,辺と併せて等脚台形をつくります。
#ref(henkotype061.png)
&aname(trapezoidangle);
-等脚台形の底角は 45°となっていますが,これを変更するには~
    trapezoidangle=..~
オプションの右辺値に,0〜90の数値(両端の数値は除く)を与えます。

#ref(henkotype062.png)
**----- 以下,psZahyou(*)環境における例です。----- [#hc3dec8e]
**辺弧の太さ変更 <linewidth=..> オプション(psZahyou(*)環境) [#linewidth]
 psZahyou環境では,線が太めになります。
#ref(linewidth00.png)
 この場合,辺弧の太さを細くしたい,という場合に
   linewidth=..
 オプションを用います。
 右辺値は,単位を伴う長さです。無名数の場合,単位は 0.1pt とみなされます。
#ref(linewidth01.png)
**辺弧を破線で描画 <dash=..> オプション(psZahyou(*)環境) [#dash]
 psZahyou(*)環境で,辺弧を破線とするには
   <dash=..> オプション
 を用います。右辺値は \setdash コマンドの引数です。
#ref(dash01.png)
*注意事項 [#i841b67b]
-\iiiHenKo は空間座標を平面座標に埋め込んで [[\HenKo>HenKo]] に引き渡すので,~
辺弧中点は \HenKoTyuuten という平面座標として取得されます。したがって,~
  \iiiKuromaru{\HenKoTyuuten}~
ではエラーとなり,平面座標系のコマンドを用いて~
  \Kuromaru{\HenKoTyuuten}~
などとしなければなりません。

#ref(HenKoTyuuten01.png)
*関連事項 [#t646bc2f]
-[[\HenKo>HenKo]]
-[[座標空間]]
RIGHT:&counter;

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