&size(24){''\maskHako''}; 解答欄のハコに答えを埋め込んでおき, ハコの中を空白にしておくか,答えを表示するかは, \ifmaskhako の真偽値でコントロールしよう, というのが\maskHako です。 ただし,このコマンドは color パッケージを必要とします。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#g9eec2e6] hako.sty *書式 [#d50c1e01] \maskHako(#1)[#2][#3]<#4>#5 -[[#1>#oc1d8265]] : ハコの横幅 -[[#2>#f1cc3ea8]] : ハコの高さ -[[#3>#xe28f5b1]] : ハコの深さ -[[#4>#t8fd1207]] : 問題に表示する部分 -#5 : 埋め込む答え(数式モード内と仮定されています) *例 [#pd19affb] **基本例 [#a0c6d0ba] \maskHako の必須引数 #4 に記述した答えは \maskhakotrue のときは答えは表示されず,空白 \maskhakofalse のときは答えが表示 となります。 #ref(maskHako01.png) **横幅指定 [#oc1d8265] 箱のサイズですが,デフォルトでは,埋め込んだ答えのサイズとなります。 しかし,それよりも大きくしておきたいことが多いでしょう。 その場合,横幅については (#1) オプションを用います。 #ref(width1.png) 答えはハコの中央に配置されますが, これを左詰あるいは右詰にしたいときは \hfill を用います。 #ref(width2.png) **高さ指定 [#f1cc3ea8] ハコの高さを指定するには [#2] オプションを用います。 #ref(height1.png) **深さ指定 [#xe28f5b1] ハコの深さを指定するには [#3] オプションを用います。 ただし,高さ指定オプション [#2] と併用しなければなりません。 #ref(depth1.png) 幅指定オプション (#1) と併用することが多いでしょう。 #ref(depth2.png) **問題にも一部表示 [#t8fd1207] \maskhakotrue のときは,埋め込んだ答えは表示されず,ハコは空白です。 しかし,場面によっては一部を表示したいこともあります。 その場合,問題にも表示する部分をオプション引数<#4>に記述します。 #ref(maskHako11.png) \maskhakotrue 時と,\maskhakofalse 時で,サイズが異なることがけしからん ということなら,横幅指定オプションを用います。 もちろん,高さ・深さ指定を併用することも出来ます。 #ref(maskHako12.png) 答えを左詰,右詰にする方法については「横幅指定」の項で説明したように \hfill を用いますが,一部を左詰,残りを右詰なども可能です。 #ref(maskHako13.png) **答えの文字修飾(1) 文字サイズ [#l51ff041] 文書全体で答えの文字サイズを変更するには \everymaskHako コマンドを用います。 #ref(everymaskHako1.png) **答えの文字修飾(2) 色指定 [#g147026d] 色を指定するにも \everymaskHako コマンドを用います。 #ref(everymaskHako2.png) **答えの文字修飾(3) 数式を太字 [#j35202c0] 答えの数式を太字(bold)にするにも \everymaskHako コマンドを用いますが,厄介です。 \everymaskHako[#1]#2 としておきますと \maskHako{なんたら} は #2{\ensuremath{なんたら}}#1 と展開されます。 #ref(everymaskHako3.png) 色指定も併せると #ref(everymaskHako4.png) *注意事項 [#u1bd9a78] - emathAe.sty で定義されている \ifmaskAns との連動~ emathAe.sty v 0.75 2011/03/31 までは \ifmaskhako と \ifmaskAns は連動~ していましたが,~ emathAe.sty v 0.76 2011/06/13 以降 \ifmaskhako と \ifmaskAns は連動しなく~ なりました。この経緯については [[BBS #9753 からのスレッド>http://emath.a.la9.jp/xdir/bbs/treebbs.cgi?kako=1&all=9753&s=9753]]をご参照ください。 - \hakosyokika コマンドを実行すると,~ \ifmaskhako の真偽値は \maskhakotrue~ にリセットされます。 *関連事項 [#m6a64ad8] RIGHT:&counter;