&size(24){''\EMpswavebox''};~ &size(24){''\wavebox''}; 文字列を波線で囲みます。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#gd4c96a6] emathPsb.sty~ ただし,emathPs.sty を前提としますから \usepackage{graphicx} \usepackage{emathPs} \usepackage{emathPsb} [2013/01/02] として用います。graphicx.sty のロードに際しては,適切なドライバを指定することをお忘れなく。 *書式 [#l33a6a5e] \EMpswavebox<#1>#2 -#1: key=val -#2: 文字列 #1 における有効な key は :[[backgroundcolor>#bgcolor]]| 背景色を指定します。 :[[framecolor>#framecolor]]| 枠線の色を指定します。 :[[framethickness>#framethickness]]| 枠線の太さを指定します。 :[[hvsep>#hvsep]]| 枠と文字列との間隔を指定します。 :[[wave>#wave]]| 波の周期・波高を指定します。 *例 [#e03b9a70] **基本例 [#o890dd1a] 文字列を波線で囲みます。 #ref(wavebox01.png) #ref(wavebox01p.tex,center,上のソースリスト) -\wavebox が他のスタイルファイルと競合しない場合は,~ \EMpswavebox の省略名として \wavebox を用いることが出来ます。 **波の周期・波高 [#n03c519f] 波線は,正弦曲線(を近似した3次ベジェ曲線)で描画されます。 その周期・波高を変更するためのオプションが <wave=..> です。 #ref(wave01.png) -wave=.. の右辺値は {周期}{波高} で,いずれも単位を伴う寸法です。~ ただし周期は,各辺が周期の整数倍となるよう調整されます。 -半周期で終わらせるためには,右辺の冒頭に * 1文字を付加します。 #ref(wave02.png) -\EMpswavebox コマンドのデフォルトは~ wave=*{5pt}{.5pt}~ としてあります。 **枠線と文字列との間隔 [#hvsep] 波高が高くなると,枠線と文字列が干渉します。 #ref(hvsep01.png) -これを調整するには <hvsep=..> オプションを用います。 #ref(hvsep02.png) -このオプション <hvsep=..> などの詳細については~ [[EMpsrectbox環境のページ>EMpsrectbox環境]]~ をご覧ください。 **枠線の太さ [#framethickness] 枠線の太さは,pszahyou環境のデフォルト値 1pt です。 これを変更するには <framethickness=..> オプションを用います。 #ref(framethickness01.png) **枠線の色 [#framecolor] 枠線に色を付けるには <framecolor=..> オプションを用います。 #ref(framecolor01.png) **背景色 [#bgcolor] 背景色を付けるには <backgroundcolor=..> オプションを用います。 #ref(bgcolor01.png) -bgcolor は backgroundcolor と同義のキーです。 -枠線は要らない,ということなら #ref(bgcolor02.png) -枠線・背景・文字それぞれに異なる色を付けるという賑やかな例です。 #ref(bgcolor03.png) *注意事項 [#t05b107b] -行をまたぐことは出来ません。 *関連事項 [#d1a4a684] -[[波線]] RIGHT:&counter;