&size(24){''\Lline''}; &size(24){''\Lline''};~ &size(24){''\Llines''}; 2点を与えて,その2点を通る直線を描画します。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#ke3da916] emathPh.sty *書式 [#f61cbff8] \Lline<#1>#2#3 -#1: key=val -#2: 点1 -#3: 点2 -#1 における有効な key は :[[color>#color]]| 直線に色を付与~ (iro も同義のキーです) :[[func>#func]]| 直線を表す一次関数式を保存します。 :[[hasenLG>#hasenLG]]| 直線を破線で描画 :[[hidariM>#migiM]]| 左端点に出力する文字列を指定 :[[hidariT>#migiT]]| 直線の左端点に名前をつけて保存 :[[linethickness>#linethickness]]| 直線の太さを変更 :[[migiM>#migiM]]| 右端点に出力する文字列を指定 :[[migiT>#migiT]]| 直線の右端点に名前をつけて保存 :[[sensyu>#sensyu]]|線種を変更 以下,emathPs.sty で定義されている pszahyou(*)環境特有のオプションです。 :[[dash>#dash]]| 直線を破線で描画 このコマンドを実行後,直線が描画領域を外れる点を \hidariT, \migiT に保存しています。 *例 [#df6bbcab] **基本例 [#n900a0bb] 2点を与えて直線を描画します。 zahyou環境で設定した描画範囲外はクリップされます。 #ref(Lline01.png) **borderwidth を指定した場合 [#tdf86add] zahyou環境の設定で [borderwidth=..] を指定した場合について述べます。 #ref(xyminmax01.png) -上の図で実線で表わした長方形が,zahyou環境の引数 (-3,3)(-3,3) で指定した範囲です。~ 破線は,[borderwidth=1em] で拡げられた範囲です。~ \Lline は,デフォルトでは,実線の枠内のみが描画されます。~ borderwidth で拡げられた範囲に延ばすには~ \xyminmax{}~ とします。 #ref(xyminmax02.png) --デフォルトは \xyminmx{true} としてあります。 **端点 [#hd370cd5] ***端点 [#migiT] \Lline で描画後,左右の端点の座標がそれぞれ \hidariT, \migiT に保存されています。 #ref(tanten01.png) -ただし,複数の直線を描画した後では,最後の直線の端点のみが保存されていますから,~ 以前の直線の端点を使いたいときは,保存しておく必要があります。~ そのためのオプションが~ hidariT=.., migiT=..~ です。右辺値は,保存する制御綴の \ を除いた文字列です。例えば~ migiT=foo~ とした場合は,制御綴 \foo に右端点が保存されます。 #ref(tanten02.png) ***端点に文字列 [#migiM] 右端点に文字列を出力するには,<migiM=..> オプションを用います。 #ref(migiM01.png) -文字列には,配置オプションを前置することが出来ます。 #ref(migiM02.png) -配置オプションを省略した場合は,[e] とみなされます。 -左端点に出力するオプションは <hidairM=..> です。~ 配置オプション省略時は [w] とみなされます。 #ref(hidariM01.png) #ref(hidariM01.png) **線の修飾 [#ue755879] ***線の太さ [#linethickness] 直線の太さを変更するオプションが <linethickness=..> です。 #ref(linethickness01.png) ***破線(1) -hasenLG- [#hasenLG] 直線を破線で描画するには <hasenLG=..> オプションを用います。 #ref(hasenLG01.png) ***破線(2) -dash- [#dash] pszahyou(*)環境では,<dash=..> オプションも使用可能です。 #ref(dash01.png) ***点線 -sensyu- [#sensyu] 直線を点線で描画するには <sensyu=\emdottedline> とします。 #ref(sensyu01.png) ***カラー [#color] 直線に色をつけるには,<color=..> オプションを用います。 #ref(color01.png) -<iro=..> も同義です。 **複数の直線 [#q921756f] <#1>が共通である複数の直線描画 \Lline<#1>\A\B \Lline<#1>\C\D をまとめて \Llines<#1>{\A\B;\C\D} とすることが出来ます。 #ref(Llines01.png) *入試問題から [#va59884a] |||LEFT:|c |2009 信州大学 |&ref(0040200920.tex); |&ref(0040200920fig.png);| |2013 慶應義塾大学 |&ref(2062201326.tex); |&ref(2062201326fig.png);| *関連事項 [#i3df1fa1] -[[直線の描画]] -直線描画を行わず,左端点,右端点を取得するコマンドが [[\LlineLR>LlineLR]] です。 -直線を描画せず,左・右端点を取得するコマンドが [[\LlineLR>LlineLR]] です。 RIGHT:&counter;