&size(24){''\PutStr''};~ &size(24){''\PutStr*''};~ &size(24){''\putstr''}; 文字列を配置したい場所がたてこんでいるときなど, 少し離れた位置に文字列を置き,目的位置まで矢線をひきます。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#pe5bc482] emathPh.sty *書式 [#edce496c] \PutStr#1#2to[#3]#4 点#1 に文字列#2 を配置し,そこから点#4 に矢印をひきます。 #1 と #2 の間に \emathPut の配置オプションを置くことが出来ます。 -#1 : 文字列を配置する点 -#2 : 文字列(emathPut の配置オプションを前置することができます)。 -#3 : 文字列から出る矢印を円弧にしたいときはその半径を指定する。~ または,key=val 形式で,有効なキーは :[[addvec>#addvec]]| 終点の修正ベクトル(成分は単位付の数値--r(dx,dy)のときは,極座標形式) :[[arrowheadsize>#arrowheadsize]]| 矢印のサイズを指定します(zahyou環境)。 :[[arrowsize>#arrowsize]]| 矢印のサイズを指定します(pszahyou環境)。 :[[bezier>#bezier]]| 矢線を bezier曲線で描画します。(pszahyou環境)。 :[[enkoH>#enkoH]]| 円弧と弦の距離を指定します。 :[[Hankei>#Hankei]]| 円弧の半径を指定します。 :[[linethickness>#linethickness]]| 線の太さを指定します。 -#4 : 矢線の終点 \PutStr*#1#2to[#3]#4 文字列#2を配置する位置は #1 ではなく, #4 に変位ベクトル#1 を加えた位置となります。 変位ベクトル#1 の成分は,単位を伴った数値です。 -#1 : 文字列を配置する点を決めるための(#4からの)変位ベクトル -#2〜#4 は上と同じ *例 [#wbc4002e] **基本例 [#ebfdbc49] 点A(2,1)に文字列"1"を配置し,そこから点E(1,0)に矢線をひきます。 #ref(PutStr01.png) **矢印のサイズ [#oeff0bb9] ***矢印のサイズ変更(zahyou(*)環境) [#arrowheadsize] 矢印のサイズを変更したい場合は [arrowheadsize=..] オプションを用います。 右辺値は,デフォルトに対する比率です。 #ref(arrowheadsize01.png) ***矢印のサイズ変更(pszahyou(*)環境) [#arrowsize] [arrowheadsize=..] オプションは pszahyou(*)環境に対しても有効です。 #ref(arrowheadsize01ps.png) -鏃の形状を変えたいときは #ref(arrowsize01.png) -[arrowsize=..] の右辺値は,\setarrowsize の引数と同じです。~ [[\setarrowsize のページ>setarrowsize]] をご参照ください。 ***矢印なし [#w5ee5813] 矢印をつけたくないときは, [arrowheadsize=0] とします。 #ref(arrowheadsize02.png) #ref(arrowheadsize02ps.png) **矢線を円弧で [#r4d98ce1] ***半径指定 [#Hankei] 矢線を円弧にしたいときは,オプション引数 [#3] に円弧の半径(無名数)を与えます。 #ref(PutStr03.png) 円弧の半径に負の数値を与えたときは,矢印が負の回転を表すように描画されます。 #ref(PutStr04.png) ***矢印サイズの変更との併用 [#qad44b26] 矢印サイズを変更するオプション [arrowheadsize=..] などと併用するときは [Hankei=..] オプションを用います。 #ref(Hankei01.png) ***弦からの高さ指定 [#enkoH] 円の半径を指定するのではなく,両端を結ぶ弦からの高さを指定するオプションが [enkoH=..] です。 #ref(enkoH01.png) **矢線を bezier曲線 [#v9a752c9] 文字列配置点と矢線の終点を bezier曲線で結びます。 ただし,このオプションは pszahyou(*)環境でのみ使用できます。 #ref(bezier01.png) -bezier=.. の右辺値は,[[\emRbezier>emRbezier]] に引き渡されます。 -bezier=.. の右辺値に,\emRbezier の <...> オプションを前置することができます。 #ref(bezier02.png) ** \PutStr* [#PutStrAst] アスタリスクつきのコマンド \PutStr* の場合, #1 は点E を基準とする変位ベクトルです。 #ref(PutStr02.png) ** putstr [#putstr] \PutStr*{(dx,dy)}..... は \putstr(dx,dy)..... と書くことも出来ます。 #ref(putstr05.png) **矢線終端位置の微調整 [#addvec] 点に \Kuromaru を付している場合,矢印の先が埋没してしまいます。 #ref(addvec01.png) -終端を移動するオプションが~ [addvec=..]~ です。右辺値は終端に対する変位ベクトルです。成分は単位付きの寸法です。 #ref(addvec02.png) -変位ベクトルを極座標形式で与えるには,右辺値の先頭に r を付加します。 #ref(addvec03.png) -極座標形式の角のところを * とした場合は,~ 矢線の終点から始点に向かうベクトルの方向角~ と解釈されます。 #ref(addvec04.png) **オプションの併用 [#d893b96e] [#3] オプションは,複数のキーを , 区切り で併記することができます。 #ref(addvec05.png) *関連事項 [#ec979b55] -[[点列の定義]] --[[\tenretu**>tenretu**]] -[[矢印の描画]] --[[\iiiPutStr>iiiPutStr]] RIGHT:&counter;