&size(24){''\Putparts''}; 電気回路図を描画する emCircuit環境において 抵抗器などの部品を配置 するコマンドです。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#n23d279d] emCircuit.sty [2007/08/27] *書式 [#vf3fe65f] \Putparts<#1>#2#3#4 -#1: key=val -#2: 部品名 -#3: 始点 -#4: 終点 始点から終点に向かう線分の途中(デフォルトは中点)に部品を配置します。 #1 における有効な key は :[[label>#label]]| 部品の傍に配列する文字列を指定します。 :[[pos>#pos]]| 部品を配置する位置を変更します。 \Putparts*<#1>#2#3#4 \Putparts は,#3 から #4 への方向角だけ部品を回転して配置しますが, \Putparts* は回転させません。 *例 [#m6b69681] **基本例 [#s3b13b61] 線分の途中(デフォルトでは中点)に部品を配置します。 背景色を白としていますから, あらかじめ描画済みの回路の線などは,部品部分は消去されます。 以下,部品の種類を並べてみます。 ***抵抗器(resistor) [#resistor] 下の例では,始点(A)と終点(B)を結ぶ線分の途中(デフォルトでは中点)に 抵抗器(resistor)を配置しています。 旧形式の抵抗器は resistor に <oldtype>オプションを附加します。 #ref(resistor1.png) 可変抵抗器は部品名に <type=variable> を附加します。 #ref(resistor1v.png) ***蓄電器(condenser, capacitor) [#condenser] #ref(condenser1.png) 可変コンデンサー(バリコン)は部品名に <type=variable> を附加します。 #ref(condenser1v.png) ***電池(battery)[#battery] 電池には極性があります。 これを逆転させるには,始点と終点を入れ替えます。 #ref(battery1.png) ***線輪(コイル coil, インダクタ inductor) [#coil] #ref(coil1.png) ***計量器(メーター meter) [#meter] #ref(meter1.png) ***開閉器(スイッチ switch) [#switch] スイッチ(メーク接点)には,2様式が定義されています。 デフォルトは様式1 (07-02-01) です。 様式2 (07-02-02) を使うには, switch<form=2> とオプションをつけます。 #ref(switch1.png) ***ランプ(lamp) [#lamp] #ref(lamp1.png) -ランプは~ emCircuit 2007/09/08 以降~ を前提とします。 ***ダイオード(diode) [#diode] #ref(diode1.png) **配置位置の変更 [#pos] 部品 foo を \Putparts{foo}\A\B としたばあい,部品は2点\A, \Bを結ぶ線分の中点に配置されます。 #ref(pos1.png) この位置をずらすには,<pos=..> オプションを用います。 右辺値は 0〜1 の無名数(t)で \A,\Bを結ぶ線分を t:(1-t) に分ける点 デフォルトは t=0.5 で中点です。 下の例は t=0.3333 としていますから,線分 AB の3等分点のうち A に近い方の点となります。 #ref(pos2.png) -抵抗器の場合,配置基準点は,抵抗器の真中, すなわち対角線の交点です。 **使用例 [#v10510af] ***抵抗測定回路(ホイートストンブリッジ Wheatstone bridge) [#Wheatstone] #ref(Wheatstone1.png,center,wrap); //CENTER:&ref(wheatstone1.pdf,,上のPDFファイル); //CENTER:&ref(Wheatstone1.tex,,上のソースリスト); //***入試問題の例 [#t506cfe5] //入試問題から一例を。 //#ref(2253200101.png,wrap) //CENTER:&ref(2253200101.lzh,,上のソースリスト); *注意事項 [#l13af1ec] + このコマンドは emCircuit環境内においてのみ使用可能です。 *関連事項 [#d43f452e] +[[emCircuit環境]] RIGHT:&counter;