emath 独自の設定とその解除法を述べます。

#contents
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* 数式番号 [#kf6a32ca]
--LaTeX における数式番号は,下のように (1), (2), ..... となっています。
#ref(eqnum00.png,wrap)
--emath.sty を読み込みますと,丸付きの番号となります。
#ref(eqnum01.png,wrap)
--これを LaTeX標準に戻すには,\resettagform コマンドを発行します。
#ref(eqnum02.png,wrap)
* 数式の行間 [#p8a3c0ae]
**数式の行間 [#j5ce78f7]
--まずは欧文の場合を見ます。
#ref(mathenv00.png,wrap)
--和文の場合です。上のリストで article となっているところを jarticle に代えただけです。~
  行列の1行目と2行目の間,~
  別行立て,二行の数式の縦間隔~
がいずれも,欧文と比して間延びした感じになります。~
これは,和文の \baselineskip が欧文の場合より大きめに設定されていることによります。
#ref(mathenv01.png,wrap)
--emath の場合です。通常の行間は,和文の行間に従いますが,数式の行間は欧文の場合に従います。
#ref(mathenv02.png,wrap)
--上記 emath の設定を拒否したい場合は~
  \usepackage[normallineskip]{emath}~
とします。
#ref(mathenv03.png,wrap)
**\EMintertext [#EMintertext]
-align環境など,複数行からなる数式の行間に説明文を入れる \intertext コマンド前後の行間についてです。
#ref(intertext01.png)
-\intertext で挿入される行とその上下の数式との間隔は~
  \abovedisplayskip, \belowdisplayskip~
のアキがとられますが,これを~
  \abovedisplayshortskip, \belowdisplayshortskip~
としたものが \EMintertext です。
#ref(intertext02.png)
-ただし,emath.sty にロードオプション [normallineskip] を付した場合は,~
\EMintertext コマンドは \intertext コマンドそのものとなります。
#ref(intertext03.png)
* 行間スペース [#g20083fb]
--この項では,行間スペースの量を論じますので,~
  各行の上端・下端・ベースライン~
を色つきの線で示します。~
  上端をblue, 下端をblack, ベースラインを red~
とします。
-- まずは,emath なしの場合です。~
1行目の下線(black)と2行目の上線(blue)が一致しています。
#ref(gyoukan00.png)
-- emath を読み込んでも変わりはありません。
#ref(gyoukan00e.png)
-- しかし,本文中に displaystyle の分数などが登場すると....~
まずは,emath なしの場合です。~
1行目の下線(black)と2行目の上線(blue)が一致するのは,上と同じです。~
displaystyle の分数は,2行目の文字と重なりそうになっています。
#ref(gyoukan01.png)
-- emath の場合です。~
1行目の下線(black)と2行目の上線(blue)の間にギャップができて~
displaystyle の分数と2行目の文字が重なりそうになる事態は避けられています。
#ref(gyoukan01e.png)
--上記 emath の設定を拒否したい場合は~
  \usepackage[normallineskip]{emath}~
とします。
#ref(gyoukan02e.png)
RIGHT:&counter;

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