emath.sty などの置き場所は,
   TeX の他のスタイルファイルと同様
 です。
   それではわからん
 という方のために,一案を提示します。

>>> 作業は,~
  Windows では,コマンドプロンプト~
  Mac では,ターミナル~
での操作となります。~
Windows におけるコマンドプロンプトの操作に不慣れの方は~
  [[コマンドプロンプトのページ>コマンドプロンプト]]~
をご覧ください。

#contents
#br

* ユーザ用 texmf の作成 [#m6eeba6b]
**ホームディレクトリの確認 [#s8341ed5]
 コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,キーボードから
   echo %USERPROFILE%
   (MAC では,printenv HOME)
 と打ち込みエンターキーを押します。
-たいていの場合は~
  C:\Users\*****~
が返ってきます。
(***** の部分はあなたが登録したユーザ名です。)~
なんの反応もない場合は,[[次の項>#searchTEXMF]]に移ります。~
この調査で得られた結果をホームディレクトリと呼びます。~
(私の場合は~
  C:\Users\ookuma~
 となっています。)
** ユーザ用 texmf の作成 [#bc8d0109]
-ホームディレクトリ名(フルパス)に,~
  半角空白文字が含まれていない~
かつ~
  2バイト文字(漢字など)が含まれていない~
場合にのみ次の操作を行います。~
(この条件が満たされていない場合は,[[次の項>#searchTEXMF]]に移ります。)
 ホームディレクトリの下に
   texmf
 というディレクトリがなければそれを作成する。
--新しい TeX Live 2011 などでは
--Unix 系の OS で TeX Live 2011 などでは
 ホームディレクトリの下の
   Library/texmf
と変更されているようです。~
両方に作っておいて,後述の「操作A1」で確認します。
---Library フォルダは「不可視」となっている場合もあるようです。
Finderの「フォルダへ移動」が有効でしょう。
//* texmf-local ディレクトリの確認 [#k235ef5f]
//コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,~
// kpsewhich --expand-path=$TEXMFMAIN
// (mac では
//   kpsewhich --expand-path='$TEXMFMAIN')
//とすると,
// ..../share/texmf/
// あるいは
// ..../share/texmf-dist/
//といった反応が返ってきます。(.... の部分は環境により異なります。)~
//その texmf(あるいは texmf-dist) と同じ階層に texmf-local というディレクトリ//が存在するかどうかを確認します。~
//存在している場合は,次に進みますが,存在しないときは
// ..../share/texmf-local/
//というディレクトリを作成します。
* 置くべき texmf の位置を探す。 [#searchTEXMF]
emath.sty などの置き場所ですが,~
近年の TeX は,多重TEXMFツリーとやらで,チト複雑です。
**基本調査 [#uf2a760d]
まずは,コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,~
''操作A'':
 kpsewhich --expand-path=$TEXMF
 (mac では
   kpsewhich --expand-path='$TEXMF')
とした結果を眺めます。~
結果は環境依存です。事例をいくつかご覧ください。
#ref(texmf01a.png,wrap)
--上の事例で,**** はユーザ名で,/Users/****/ はホームディレクトリを表しています。
--事例1 のように,texmf が一つしかない場合は別として,複数の texmf が,~
  Windows ではセミコロン (;) で区切られ,~
  Mac ではコロン (:) で区切られて並びます。~
  (Windows において,ディレクトリの区切り記号は¥(円記号)ですが,TeX では /(スラッシュ)です。)
--操作A を実行したとき,~
  そんなコマンドは知らん~
などの反応が返る場合は,~
  まずは,スペルミスを疑います。~
(コマンド kpsewhich と,そのオプション --expand.... の間には半角空白が入ります。)~
スペルが正しい場合は,TeX に path が通っていないのでしょう。解決法は~
  TeX に path を通す~
あるいは~
  kpsewhich をフルパスで記述~
します。
--コンピュータに複数の TeX がインストールされている場合,~
path の設定が古いままですと,古い方の TeX が使われてしまいます。~
path の設定を新しい方に変更するか,もしくは,フルパスで kpsewhich を起動します。

**myTEXMF の決定 [#zabeee66]
当サイトだけの呼称ですが,emath.sty を配置すべき texmf を myTEXMF と称します。~
事例1 のように,操作A の結果,texmf がひとつだけの場合は,それを myTEXMF とします。すなわち,事例1 では~
  ''myTEXMF=c:/usr/local/share/texmf''~
この場合,myTEXMF は決まりましたから,[[次の節>#mySUBDIR]]に進みます。~
#br
事例2 以下のように複数の texmf が存在する場合は,myTEXMF を定めるため,
以下の操作を行います。~
コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,~
''操作A1'':
 kpsewhich --expand-path=$TEXMFHOME
 (mac では
   kpsewhich --expand-path='$TEXMFHOME')
この結果,操作A で得られた複数の texmf のうちの一つが返ってきたら,
それを myTEXMF とします。~
例えば,事例2 の場合は~
  ''myTEXMF=c:/Users/****/texmf''~
となるでしょう。
この場合,myTEXMF は決まりましたから,[[次の節>#mySUBDIR]]に進みます。~
#br
操作A1 の結果何も返ってこなかった場合は,~
次の操作を行います。コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,~
''操作A2'':
 kpsewhich --expand-path=$TEXMFLOCAL
 (mac では
   kpsewhich --expand-path='$TEXMFLOCAL')
この結果,操作A で得られた複数の texmf のうちの一つが返ってきたら,
それを myTEXMF とします。例えば,事例7 の場合は~
  ''myTEXMF=/usr/local/teTeX/share/texmf-local''~
となるでしょう。
この場合,myTEXMF は決まりましたから,[[次の節>#mySUBDIR]]に進みます。~
#br
操作A2 の結果何も返ってこなかった場合は,~
次の操作を行います。コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,~
''操作A3'':
 kpsewhich --expand-path=$TEXMFMAIN
 (mac では
   kpsewhich --expand-path='$TEXMFMAIN')
この結果,操作A で得られた複数の texmf のうちの一つが返ってきたら,
それを myTEXMF とします。
*texmf の下のサブディレクトリ名 [#mySUBDIR]
myTEXMF の下にサブディレクトリを作りますが,その名称を決めるため,コマンドプロンプト(MAC ではターミナル)で,~
''操作B'':
 kpsewhich --progname=platex jarticle.cls
とした結果を眺めます。~
結果は環境依存です。事例をいくつかご覧ください。
#ref(texmf02a.png,wrap)
--事例を3件しか書きませんでしたが,もちろん環境依存で,千差万別です。
--この結果の文字列を左から走査して~
  .../texmf/~
 あるいは~
  .../texmf-dist/ など~
の次の文字から,~
  /base/...~
の直前の文字までの部分を mySUBDIR と称します。例えば~
  事例11, 12 では,mySUBDIR=tex/platex~
  事例13 では,mySUBDIR=ptex/platex
--環境によっては,操作B の結果が返ってこないことがある,~
という事例が掲示板にあります。対応策を含めて[[こちら>http://emath.a.la9.jp/xdir/bbs/treebbs.cgi?kako=1&all=10687&s=10687]]をご覧ください。

*emath.sty の置き場所 [#j7a60ea1]
操作A, B の結果から,emath.sty などを置くべき場所が~
  myTEXMF/mySUBDIR/misc/emath
と定まります。例えば,~
  操作A の結果が事例2, 操作B の結果が事例11 であれば~
     c:\Users\****\texmf\tex\platex\misc\emath
  操作A の結果が事例6, 操作B の結果が事例13 であれば~
     /usr/local/teTeX/share/texmf-local/ptex/platex/misc/emath
--存在していないディレクトリは,新規に作成します。
* emath.sty などの配置 [#r2c9846a]
丸ごとパックを解凍して得られる sty.zip をさらに解凍して得られるファイルすべてを
上のディレクトリにコピーします。
* mktexlsr [#q2d918a3]
lsr を使用している環境では
   mktexlsr
を実行します。
-mac などの場合,単に mktexlsr ではなく,~
  sudo mktexlsr~
としなければならないこともあります。

*関連事項 [#y54de18a]
-perl との連携については,[[その解説ページ>perlとの連携]]をご覧ください。

*注意事項 [#l8efd2ca]
-置き場所は,ここでなければならない,ということはありません。
-コンピュータに複数の TeX がインストールされている場合,~
path の設定が古いままですと,古い方の TeX が使われてしまいます。~
path の設定を新しい方に変更するか,もしくは,フルパスで kpsewhich, mktexlsr を起動します。
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