&size(24){''yokohakohigeG環境''}; 箱ひげ図(横)を描画します。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#g8efc9e5] emathGps.sty -ただし,統計量の計算のため emathSt.sty を必要とし,~ perl との連携が出来ていなければなりません。 -描画に pszahyou*環境を用いますから,プリアンブルには次の記述が必要です。 \usepackage{graphicx} \usepackage{emathPs} \usepackage{emathGps} \usepackage{emathSt} graphicx.sty のロードに際しては,適切なドライバを指定することをお忘れなく。 *書式 [#db5c72ce] +\begin{yokohakohigeG}<#1>[#2](#3,#4)(#5,#6) --#1: key=val --[#2](#3,#4)(#5,#6): pszahyou*環境に引き渡されます。 #1 における有効な key は ::[[bgcolor>#bgcolor]]|箱の背景色 ::[[bydata>#bydata]]|右辺値を 0 とした場合,\hakohige コマンドの #2 は,生データではなく,~ 最小値,第1四分位数,中央値,第3四分位数,最大値~ の csv列を与える。 ::[[hazuremark>#hazuremark]]|外れ値を示す印 ::[[higeopt>#higeopt]]|ひげの修飾 ::[[meanmark>#meanmark]]|平均値を表示する印 ::[[TBopt>#higeopt]]|ひげ端末横線の修飾 +\hakohige<#1>#2 --#1: key=val --#2: データ列(コンマ区切り) --#2: データ列(コンマ区切り)~ ただし,yokohakohigeG環境に <bydata=0> オプションを与えた場合は~ 最小値,第1四分位数,中央値,第3四分位数,最大値~ #1 における有効な key は ::[[bgcolor>#bgcolor]]|箱の背景色 ::[[item>#item]]|当該箱ひげ図の見出し *例 [#k330727f] **描画座標平面の設定 [#z0cfcf88] 箱ひげ図を描画する座標平面を用意します。 #ref(hakohigeG01.png) -yokohakohigeG環境は,実質 pszahyou*環境です。 -座標軸は描画されませんから,必要に応じて \Drawline などで描画します。 **\hakohige コマンド [#se88ccac] ***データを与える [#y6fa71d5] \hakohigeコマンドの引数 #2 は,データの csv列です。 yokohakohigeG環境内で \hakohige コマンドを発行すると, 箱ひげ図が縦に(下から上に)並べられます。 #ref(hakohige01.png) #ref(hakohige01p.tex,center,上のソースリスト) ***四分位数などを与える [#bydata] \hakohige コマンドの引数 #2 は,データの csv列ですが, yokohakohigeG環境に <bydata=0> オプションを付した場合は,計算結果である 最小値,第1四分位数,中央値,第3四分位数,最大値 の csv列を与えます。 #ref(bydata01.png) **横軸目盛り [#sc64b15a] 横軸に目盛りを入れるには,\yokozikuMemori コマンドを用います。 #ref(yokoMemori01.png) **目盛り線の修飾 [#r2f832ac] 目盛り線を縦幅一杯にするなどの修飾例です。 #ref(yokoMemori02a.png) **見出し [#item] 箱ひげ図に見出しをつけるには <item=..> オプションをつけます。 #ref(item01.png) **箱ひげ図の修飾 [#j9211610] ***箱の背景色 [#bgcolor] 箱の部分に背景色をつけるには, yokohakohigeG または \hakohige に <bgcolor=..> オプションをつけます。 前者の場合は,すべての箱が指定された背景色をもちますが, 後者の場合は,当該の箱のみに対する局所的な指定となります。 #ref(bgcolor01a.png) ***ひげの修飾 [#higeopt] ひげに対する修飾は,yokohakohigeG に対して <higeopt=..> オプションをつけます。右辺値はひげを描画する \Drawline に引き継ぐオプションで, 右辺値全体を {.....} とグルーピングしておかねばなりません。 #ref(higeopt01a.png) -ひげを細くすると,ひげの端末の横棒も細くしたくなります。~ ひげ端末横棒の修飾は~ <TBopt=..> オプション~ を用います。 #ref(higeopt02a.png) **平均値の表示 [#meanmark] 平均値を表示するには, <meanmark=..> オプションで,表示する記号を指定します。 #ref(meanmark01.png) **外れ値の表示 [#hazuremark] データの中に極端に外れた値があると,ひげが長くなります。 #ref(hazureti01.png) -このような場合,ひげは外れた値を無視し,外れ値には別途印をつける流儀があります。~ <hazuremark=..>~ オプションで,外れ値を表示する印を指定します。 #ref(hazureti02.png) -このオプションを使うときは,color.sty を読み込んでおかねばなりません。 **使用例 [#e71abaaa] ***日平均気温の月平均値 [#x751537e] #ref(kion.png,center,wrap) #ref(kion-a.tex,center,上のソースリスト) *関連事項 [#leff1148] -[[統計]] --[[統計グラフ]] ---[[hakohigeG環境]] RIGHT:&counter;