\itemtopmath enumerate環境で,\item 直後に別行立て数式環境を配置すると, \item による項目番号と数式行がずれます。 その対応策です。 定義されているスタイルファイル †itemtopmath.sty 書式 †\itemtopmath<#1>[#2]
例 †基本例 †まずは,ずれの確認です。
対応策(1) †このズレは当然です。 「別行立て数式」ですから,本文(項目番号も本文の一部)とは 別に配置されるのが仕様です。 対応策は,本文をきちんと記述することです。 対応策(2) †そうはいっても,項目番号に数式を続けたい, ということなら 別行立て数式環境(align) ではなく, 本文内数式環境 (aligned) を用いる回避法もあります。
\itemtopmath †数式番号も付け,他の数式環境と同じ(横)位置に などという無茶な要求に対しては 赤線と黒線 の縦位置を \vspace などで動かすことになります。 これを限定付きで実現したものが \itemtopmath コマンドです。 #ref(): File not found: "itemtopmath01.png" at page "itemtopmath"
左辺の補正([L=...] オプション) †数式の高さ深さが標準の一行に納まらない場合は, \itemtopmath だけでは補正できません。 まずは数式第1行の左辺がデカイ場合を見ます。 数式第1行の左辺がデカイ場合は [L=....] オプションを付けます。右辺値は数式行の左辺です。 このばあい,align環境の第1行左辺は \itemtopmathL と記述します。 右辺の補正([R=...] オプション) †数式第1行の右辺がデカイ場合は [R=....] オプションを付けます。右辺値は数式行の右辺です。 このばあい,align環境の第1行右辺は \itemtopmathR と記述します。
左辺・右辺両方の補正 †数式第1行の左辺・右辺両方がデカイ場合は [L=...,R=...] オプションを列記します。 注意事項 †
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