\preitem enumerate環境における番号付けを修飾します。 定義されているスタイルファイル †emathEc.sty 書式 †\preitem \item*[#1] により \def\preitem{#1} と,\preitem が定義されます。 それを \labelenumi などで用いることにより,特定の \item について,番号を修飾します。 なお,#1 はオプション引数で,省略時は * 1文字と解釈されます。 例 †基本例 †第2問は \item* となっていますから,局所的に \def\preitem{*} が定義されます。 \def\labelenumi{....} に \preitem が置かれていますから,そこに * が出力されます。 (他の問は,\item ですから,デフォルト状態 \def\preitem{} のままで,番号は何の修飾も受けません。) 修飾記号の変更 †修飾記号はデフォルトでは * となっていますが,これを変更するには \item*[#1] の #1 に,任意の記号を与えます。
番号にカラー †修飾記号といいましたが,コマンドも受け付けられます。 \color コマンドを持ち出せば,番号に色をつけることも可能です。 ()は黒で,中の番号だけ赤,というなら \def\labelenumi{....} における \preitem の位置を変更します。 \nagamaru 内の塗り †やや複雑な例です。 \nagamaru[濃度]{数字} として,\nagamaru 内を指定した濃度(0〜1)で塗りつぶすことが出来ますが, それを \preitem に引き渡す例です。 上付き・下付き †番号の上部(下部)に記号を配置することも可能です。 下の例では,\overset(\underset) を用いていますが, \llap, \rlap 等を用いることもできるでしょう。 文字も配置できますから,配点を添えることもできるでしょう。 下部に配置するには,\underset を用いますが
注意事項 †関連事項 †
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