\pskasen \pskasen は,LaTeX の \underline に (1) 下線を二重 (2) 下線の太さを変更 (3) 下線の線種を変更 (4) 下線に色をつける (5) 下線と文字列の間隔調整(上線・中線も) (6) 下線の近傍に文字列を配置 などの機能を附加したものです。ただし,下線は PostScript で描画されます。 定義されているスタイルファイル †emathPs.sty 書式 †\pskasen<#1>[#2]'#3'#4
例 †基本例 †基本的用法は \underline と同様です。 下線を引いた部分と左右との間隔が空くのも \underline と同様としてあります。 下線部と左右との間隔を空けたくなければ,下線部を \mbox などで括ります。 下線の太さ †下線の太さを変更するには,<linethickness=..> オプションを用います。 デフォルトは 0.4pt です。 下線を破線で †下線を破線にするには,<dash=..>オプションを用います。
下線の色 †下線に色をつけるには,<iro=..>オプションを用います。 下線と文字列との間隔 †下線と下線をつけた文字列との間隔を調整するには, <kasenUehosei=..> オプション を用います。右辺値はデフォルトに対する増減値(単位付)です。 下線は,正の値で下方に,負の値で上方に移動します。 負の値を調整すれば,上線(オーバーライン)・中線(取消し線)を引くことも出来ます。
二重下線 †下線を二重線としたいときは,[.] オプションを付加します。 [ ]内には二重下線の間隔を pt を単位とする無名数で与えます。 下線近辺に文字列を †下線の左端など,下線の近辺に文字列を配置したいことがあります。 そのためのオプションが '.....' です。 \pskasen に設定される pszahyou*環境 †\pskasen は,下線を pszahyou*環境で描画しています。 その pszahyou*環境内に記述するコマンドを '.....' 内に書くことができます。 この pszahyou*環境の \unitlength は 1pt です。
下線にナンバリング †下線にナンバリングする例です。 自動ナンバリングと相互参照 †下線につける番号を自動的に発生させ,相互参照することも可能です。 下線部に注釈文 †下線部の注釈のようなものを書き込む例です。 注意事項 †
関連事項 † |