\ruizyou

a^x で指数が分数になった場合,指数の位置を修正します。
 

定義されているスタイルファイル

emath.sty

書式

\ruizyou #1^#2

  • #1: 底
  • #2: 指数

指数の位置

下の2つで,指数 p の位置の違いが気になりますか?
1行目は本文中の数式(\textstyle)
2行目は別行立ての数式(\displaystyle)
ruizyou01.png
どのくらい違うか計量してみましょう。
ruizyou02.png
違い,わずか 0.5pt です。
それでも,本文中でも後者にしたい
となると,\displaystyle をつけまくることとなります。
どこかから
  本文中で \displaystyle なんか使うな!!
というお叱りが飛んできますよ。

分数指数

指数が分数になるとき,間違っても \bunsuu などをもちだしてはいけません。
bunsuusisuu01.png
LaTeX 本来の \frac を用いましょう。
bunsuusisuu02.png
まあ,\bunsuu にも,アスタリスクつきの \bunsuu* を用意してはありますが.....
bunsuusisuu03.png

分数指数の位置

分数指数の縦位置を上に動かしたい,というご意見を良く耳にします。
本文中(\textstyle ),別行立て(\displasystyle )を計量してみます。
bunsuusisuu04.png
\displaystyle においても,さらに指数を上に動かしたい,
ということなら,次のような方法もあります。
bunsuusisuu05.png
見えない支柱(\mathstrut)を下つき文字として与えた関係で
上付き文字の分数指数が上に押し上げられました。
計量してみましょう。
\displaystyle よりさらに 1.7pt と大分上がりました。
しかし,副作用もあります。
下つき文字を与えたため,深さが 5pt 強となりました。
上のタイプセット結果の最終行と下罫線の間隔が拡がっています。
bunsuusisuu05s.png
この深さを取り除くには,amsmath で拡張された \smash[b] を用いればよいでしょう。
bunsuusisuu06.png

\ruizyou

ややこしくなってきましたから,マクロ化したものを
  \ruizyou
としました。
ここまでやるか(自嘲)
bunsuusisuu07.png

注意事項

  • 巾の巾
    巾については,結合法則
      (a^m)^n=a^(m^n)
    は成立しませんから
      a^m^n
    という記述は tex でも許容されません(エラーとなります)。
      {a^m}^n
    あるいは
      a^{m^n}
    と書かねばなりません。
    note01.png

関連事項


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Last-modified: 2013-09-02 (月) 20:24:44 (2271d)