\setarrowsize pszahyou(*)環境内で,矢線についての諸サイズを変更します。 zahyou(*)環境内では使用できません(\changeArrowHeadSize コマンドを用います)。 定義されているスタイルファイル †emathPs.sty 書式 †\setarrowsize<#1>#2#3#4
例 †基本例 †まずはデフォルトの矢線です。 鏃の長さ変更 †鏃の長さを変更するには,\setarrowsize の #4 に変更したい数値を与えます。 数値は単位つきの長さですが, 無名数の場合,単位は 0.1pt とみなされます。 下の例では \setarrowsize{}{}{100} となっていますから,長さは 100×0.1pt=10pt になります。他の量--幅,幹の太さ--を変更する必要がない場合は,引数を空白とします。 おやおや! 座標軸の矢印もサイズが変わってしまいました。 座標軸は \end{pszahyou} の時点で描画されますから, \setarrowsize の影響を受けるのは TeX として当然です。 ということでグルーピングが必要ということになります。 (注)PostScript のグルーピング -- \gsave, \grestore -- は不要です。 サイズ変更を局所的にしたい,ということなら \setarrowsize ではなく,\ArrowLine に対する <arrowsize=..> オプション を用いるのもあります。 鏃の幅変更 †鏃の幅を変更するには,\setarrowsize の #3 に変更したい数値を与えます。 数値は単位つきの長さですが, 無名数の場合,単位は 0.1pt とみなされます。 下の例では \setarrowsize{}{50}{} となっていますから,幅は 50×0.1pt=5pt になります。他の量--鏃の長さ,幹の太さ--を変更する必要がない場合は,引数を空白とします。 \setarrowsize の引数に,単位つき長さを与えることも出来ます。 幹の太さ変更 †幹の太さを変更するには,\setarrowsize の #2 に変更したい数値を与えます。 数値は単位つきの長さですが, 無名数の場合,単位は 0.1pt とみなされます。 下の例では \setarrowsize{10}{}{} となっていますから,幹の太さは 10×0.1pt=1pt になります。他の量--鏃の長さ,幅--を変更する必要がない場合は,引数を空白とします。 幹を太くした場合は,鏃も大きくしたいですね。 窪み附加 †鏃は二等辺三角形ですが,その底辺に窪みをつけるにはオプション引数<#1>を用います。 与える数値は,窪みの深さの鏃の長さに対する比率です。 図が不鮮明ではっきりしないかもしれませんね。 鏃のサイズ等も変更してみましょう。 形状をデフォルトに戻す †矢線の形状をデフォルトに戻すには \setarrowsize<0>{3}{25}{50} とします。 注意事項 †
関連事項 † |