\touhenkigou
複数の線分に,長さが等しいことを表す記号を配置します。
定義されているスタイルファイル †
emathPh.sty
(ただし,\rotatebox を使用しますから,graphicx.sty も必要です)。
書式 †
\touhenkigou<#1>#2
- kankaku
- 複数の記号を配置するさいの記号間の空白量
- kigou
- 等辺記号(デフォルトは | )
- kosuu
- 複数の記号を配置する際の個数
- putpos
- 記号を配置する場所(デフォルトは 0.5 すなわち中点)
基本例 †
複数の線分の長さが等しいことを表す記号を配置します。
デフォルトでは,線分の中点に線分と垂直に交わる短い棒をつけます。
- 記号を複数並べたいときは
<kosuu=..>
オプションを付けます。(右辺値は 2 or 3)
等辺記号の位置 †
等辺記号は線分の中点に配置されますが,これを変更するには
<putpos=..>
オプションを用います。右辺のデフォルト値は 0.5 すなわち中点です。
- 右辺値をセミコロン区切り csv列とすれば,複数の等辺記号を配置できます。
棒ではなく,記号を配置 †
棒の代わりに記号を配置するには,
<kigou=..>
オプションを与えます。
- 縦棒を太くするには,このオプションで \boldsymbol{|} (\bm{|}) を与えます。
- さらに太く,とか,長さを調節したい,ということなら,
\rule
を用いる,という方法が石原さんから提案されています。(BBS #11585)
- pszahyou環境では,\pstouhenkigou コマンドを用いることもできます。
辺弧中点に等辺記号 †
\HenKo の中点に等辺記号を配置するには,\touhenkokigou コマンドを用います。
入試問題から †
注意事項 †
- このコマンドは \rotatebox を使用します。
dvipdfmx を用いるときは,
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
などと,ドライバを明示しなければなりません。
それを怠ると,ヒゲが生えたりします。
関連事項 †