\zahyouMemori 座標平面に,格子のグリッド線,軸上に目盛り数値を打つ \zahyouMemori の拡張版 です。 定義されているスタイルファイル †emathPxy.sty
書式 †\zahyouMemori[#1][#2]<#3>
例 †基本例 †\zahyouMemori の基本機能は x,y 軸上に 1刻みにメモリ数値を打ち + マーク を附加します。 [g] グリッド描画オプション †メモリを打つだけではなく,その点を通り座標軸に平行な直線をひき グリッド線を描画します。 [o] 格子点に黒丸 †
刻み値変更オプション <dx=..,dy=..> †\zahyouMemori では,x座標,y座標とも,1刻みで目盛りを打っています。 この刻みを変更するオプションが dx=.., dy=.. オプションです。 どちらもデフォルトは 1 です。 下の例では,dy=4 として,y座標目盛りを 4 刻みにしています。 基準点変更オプション <xo=..,yo=..> †デフォルトでは,原点を基準として,等間隔で座標軸上に目盛りを打ちます。 その基準点を変更するオプションです。 下の例では,xo=-30, dx=90 として,x軸上の目盛りを -30,60,150,.... としています。 線種変更オプション <sensyu=..> †デフォルトでは,グリッド線は破線で描画されます。 これを変更するオプションです。デフォルトは <sensyu=\hasen> となっています。 下の例では,実線に変更しています。 破線の形状を変更するには,\hasenLG を用いる,ということを emathPh.sty における \zahyouMemori の解説 で述べましたが,これを <sensyu=..> の右辺値に含めることも可能です。 グリッド線を 基本は破線で 一部は実線で ということも可能です。下の例では \zahyouMemori[g] で,1刻みで目盛りをつけて破線を描画し \zahyouMemori[g][n]<sensyu=\drawline,dx=5,dy=5> により,5刻みで目盛りをつけずに実線をかぶせています。 目盛りも5刻み,ということなら 線の太さ変更オプション <linethickness=..> †目盛り線の太さを指定するオプションが <linethickness=..> オプションです。 右辺値は単位を伴う長さです。
目盛りの修飾オプション <xfunc=..> †x軸上に表示する目盛りを修飾するコマンドを指定することが出来ます。 下の例では,x軸上に度記号を付与したものを配置するため \def\appendDeg#1{#1\Deg} というコマンドを用意し, <xfunc=\appendDeg> として,x軸上の目盛りを修飾することを指定しています。
注意事項 †関連事項 † |